「師弟関係とか凸凹コンビみたいなニコイチの関係性がめっちゃ好きなんだよね」
はい、そんなあなたにピッタリな漫画を紹介します!
この作品は亜人という非科学的な存在が普通にいる世界観でありながら、異能力に対しては懐疑的というファンタジーでありながら本格的なクライムサスペンスなんですよ!
✔サスペンス漫画好き必読!
✔師弟や先輩後輩コンビなどの関係性が好き!
✔映画や小説チックな漫画を読みたい!
「ちょっと気になる…」と思ったそこのあなた!
今すぐ『現象X-超常現象捜査官-』をチェックしましょう。
現象Xのあらすじと作品概要
不幸な事故か、異能の犯罪か――?
気鋭のアニメーターによる初漫画連載!
とある男性が、歩きタバコの火が自らの衣服に燃え移り、火だるまになり死亡した。
目撃者の証言からも事件性はなく、本件はただの事故として処理されるはずだった。
亜人の刑事・アナンが違和感に気づくまでは。
原因不明の連続焼死、住宅街のミイラ、冬に咲くヒマワリ。
報告される超常現象の裏に、”何かいる”――?
ネコ耳刑事とはぐれ者捜査官が挑む、超常のクライムサスペンス!
現象Xのおすすめ類似漫画
この漫画を読んでいるなら、間違いなく現象Xもハマるでしょって作品を、私の独断と偏見で読み心地が似ている類似漫画を紹介しますよ!
【ネタバレ注意】実際に読んだ感想と内容は?

魅力①.Xファイルシリーズに影響を受けた洋画ドラマ感
今日のこれ読んで寝ろ漫画紹介は現象X。
表紙を見た瞬間にわかるコレ面白いヤツじゃん。
しかも、ハルタで連載されているんでしょ?
これは間違いないね!って勢いで表紙買いしましたけれども、思ってた通りに読み応えのある大人向けの青年漫画で、とても楽しみな作品が始まりました。
読んですぐに私は海外のドラマっぽいなって印象を受けました。
それもそのはず、作者の温泉中也先生はあとがきで、アニメーター時代に『X-ファイル』シリーズに影響を受けたと語っています。
なかでも、第1話のパイロキネシスはXファイルシーズン1第12話『炎』に由来しているらしく、そのエピソードの脱力感をおぼえさせるオチはまさに人間ドラマで感嘆しました。
魅力②.ファンタジーとリアリティが両立している世界観
現象Xの何がいいって、主人公のアナンはネコ耳が特徴的な亜人であるのにもかかわらず、亜人が存在している理由は明かされていない、現実と同じく超常現象は不思議である点です。
普通はファンタジーな存在と特殊能力的なものはセットで描かれることが多いので、そこを切り離されるだけで少年漫画感が薄れて、独特で大人向けの読み心地になるんですよね。
これは、過去にアニメ化されている漫画で亜人ちゃんは語りたいがあるんですけど、まさにあんな感じで、自分はめっちゃ好きなタイプの漫画でした。
身近に不思議な存在がいながら、その実態は明らかになっていない。
超能力?そんな非科学的な……。
馬鹿なこと言ってないで現実的に考えろ。
亜人がいながら、しかもアナン自身が『そんな半分絵空事みたいなこと言われても……』って反応しているのが、世界観を複雑化させていて個人的にツボなんですよね。
魅力③特殊犯罪の対応する仕事らしいエグ味のあるオチ
本作の主人公・アナンとは後にタッグを組むカナイと出会ったことをきっかけに、国家警察情報部門特殊犯罪対策室に所属することになるわけですけども……。
やっぱりね、超能力が公になっていない世界での、そういう特殊な犯罪なわけですから、アングラ感があって、犯人の動機もストーリーもオチも良い意味でひねくれているんです。
もちろん今後、敵組織が登場してバトル漫画っぽくなる可能性はあるんですけど、ひとつひとつの事件で巨悪も悲劇も慈愛も変化をつけてみせてくれるのは温泉中也先生の技量の高さを感じます。
キノの旅とか魔女の旅々とか、ああいうエグ味のある作品が好きなら絶対ハマると思うので、興味があるならぜひ読んでみてください!
無料もしくはお得に読む方法はある?
現象XはKADOKAWAが運営しているWebマンガサイト『カドコミ』で第1話まで無料で読めますけど、それ以降はコミックスの購読が必要です。