この記事では2023年に第2期アニメが放送決定した大人気ダークファンタジー漫画『呪術廻戦19巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
18巻では東堂葵と同じ雰囲気を感じる停学中の高専生・秤金次に協力を求める展開となりました。
その続きとなる呪術廻戦19巻では死滅回遊にルールを追加するために、100ポイントを持つ泳者であり、弁護士・日車寛見との交渉・対決が描かれます。
呪術廻戦19巻のあらすじ
ネタバレ注意!呪術廻戦19巻を読んだ感想
想像していたよりも、あっさり終わったなってのが正直な感想なんですけど、それはページ数とか対決の内容の話であって、日車寛見というキャラクターは結構好きでした。
法の限界を感じ、人間の醜さを知り、善悪に迷いが生まれた弁護士という背景。
元犯罪者や狂人でも無ければ、過去の術師でもない。
術式が開花したばかりの泳者なので、戦闘が短くなるのは理解できるんですけど……。
それにしても、殴り合ってたなぁって。
能力者バトルにしては、主人公の戦いの印象が薄すぎるんですよね。
これは前々から思っていたことなんですけど、能力と戦いが連動していないというか……。
分かりやすいカッコよさ、強さが欠落しているんですよね。
H×H、ワンピ―ス、NARUTO、鬼滅、ブリーチetc.
面白いバトル漫画って、動きの中で技を使うからスピード感があると思うんですけど、呪術廻戦って能力を使うときに完全に足が止まっている印象が強いんですよね。
アニメになったら違和感は無いんでしょうけど、漫画だとなぁって感じ……。
とはいえ、日車の弁護士らしく裁判を模した能力は強いとは言えないけど、面白いとは思いました。
過去の術師にとって領域はスタンダードな技術。
必殺に拘るあまり、領域を構築する難易度が上がってしまい、使い手が減少したとのこと。
日車の裁判を模した領域は、相手の有罪が確定した場合、一時的に術式の使用を不可能にする『没収』という罰が発動するもので、ようは強制的に徒手格闘なるんだけど……。
自分が強くなるわけじゃあるまいし、強キャラ相手に勝つ未来は視えません。
罪によって罰は変わるらしく『死刑』の場合、日車に『処刑人の剣』が与えられ、これに斬られると例外なく死に至るというものなんだけど、これも当たればの話なんですよね。
人間不信に陥ったとしても、元は善人。
100ポイントも返り討ちにして稼いだものですし、日車のダウナー系のカッコよさは結構好きなんですけど、この能力は何度も描かれるものではなさそう。
逆にこのまま再登場しない方が、安心までありますね。
呪術廻戦20巻の発売日
呪術廻戦20巻は2022年8月4日に発売予定です。