この記事では2023年にアニメ&映画化予定の青春恋愛漫画『君は放課後インソムニア10巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
9巻ではイサキが起立性調節障害の影響で体調を崩すなど重めの展開となりました。
その続きとなる君は放課後インソムニア10巻では、各々の年越しや新年の過ごし方が描かれ、イサキの過去をガンタが知ろうとしたり、天文部の未来を考える素敵な一冊になっています。
君は放課後インソムニア10巻のあらすじ
【ネタバレ注意】君は放課後インソムニア10巻を読んだ感想
普段ならネタバレになるイサキ復活!なんてタイトルに含めないんですけど、これはもう9巻の次回予告でも、10巻のあらすじでも書かれていたので、ご容赦ください。
自分はシリアスな展開になったときに、先に無事かどうかだけ知りたい人間なので、全然気にならないし、むしろ助かるんですけど……。
これは公式からのネタバレじゃないか?
って気になる人も多少はいそう……。
まぁ、こういう日常を描く漫画は他のジャンルと比較しても、派手な展開や話題がありませんから、文章を作るのが難しそうとは思います。
特にこの一冊は閑話休題といいますか。
9巻が重めな展開だったぶん、学生にとっての神イベントである冬休み期間が描かれるので、これといった感想も特に無いんですよね。
イサキも今回は大丈夫だったとはいえ、病気がちなキャラクターがいる漫画は気が抜けません。
もう大丈夫!完治!
からの再発が全然あるのはよくあることなので……。
病気って本当に怖いですよね。
元気に動き回るイサキの笑顔が描かれて一安心しました。
君は放課後インソムニア10巻の後半ではイサキがついにカメラを購入します。
イサキのお母さんは子供の成長と同時に、自分の手元から離れていく寂しさを感じていますが、イサキが最初の一枚に選んだのは、いつも通りの母親の写真でした。
わざわざ言葉にしなくても。
行動から愛情を感じるなんて、これほど嬉しいことはありませんよね。
オジロマコト先生は本当にこういう描写が上手なんですよ。
じんわりと心が温かくなります。
この巻で印象的だったのは、イサキが入院していたときの友達の母親に会いに行く話。
その子は亡くなってしまい、自分は生きている。
ひとりぼっちになってしまったおばさんの元に、足を運び続けているイサキを私は優しいと思いますが、可哀想だと感じている精神状態をイサキは恥じているんですよね。
大人になると、知り合いが亡くなることがあるので、残された家族の心情や、ぽっかりと空いた時間をどうしても想像してしまいます。
自分が亡くなったら、両親が亡くなったら。
私が精神的にまだ若いってのもありますけど、死ぬことよりも、一人で生きていくほうが断然怖い。
好きな人よりも先に死にたいか、後に死にたいかってよくある質問に、自分は先と即答します。
イサキの過去にふれ、ガンタは未来をみる。
二人がいた軌跡を消さないために。
天文部を残すために。
部活動により一層精を出すようです。
新入部員とか描かれたら面白そうな反面。
人間関係に歪がうまれないかちょっと心配です。
特に感想は無いと言いつつ、思うところはいっぱいある君は放課後インソムニア10巻でした。
君は放課後インソムニア11巻の発売日
- Q君は放課後インソムニア11巻の発売日はいつですか?
- A
2023年1月12日発売予定です。