この記事では、このマンガがすごい2021オトコ編で第2位に輝いたファンタジー漫画『葬送のフリーレン3巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
2巻ではアイゼンの弟子・シュタルクが仲間になり、ファンタジーらしく敵と戦う展開となりました。
その続きとなる葬送のフリーレン3巻では、七崩賢のラウラとフリーレンの戦いやシュタルクの過去が描かれています。
葬送のフリーレン3巻のあらすじ
勇者一行にいた魔法使いフリーレン。
魔王軍の残党で大魔族でもある七崩賢・断頭台のアウラと衝突。
その中で、フリーレンの史実が明かされていきます。
悠久の時の中で、彼女が抱いた感情とは――
物語は、現在と過去が交錯していく。
英雄たちの真実を紡ぐ後日譚ファンタジー!
ネタバレ注意!葬送のフリーレン3巻を読んだ感想
葬送のフリーレン3巻はフリーレンと七崩賢のアウラの戦いが描かれます。
アウラは自分の魔力より劣る相手を肉体が朽ちるまで操る、服従の天秤という魔法を使って、不死身の軍勢を率いていました。
知人が敵になったら。
感情がある人間にとってはあまりにも惨い魔法。
しかしそんな魔族の感情を逆なでするのがフリーレンの戦い方でした。
フリーレンの師匠・フランメは体外に放出する魔力に制限をかける修行を生涯かけて行い、それをフリーレンに叩き込みました。
相手に強さを誤認させて、一瞬の隙や油断を誘う。
アウトローな戦い方ですが、魔族に有効な手段。
魔族は人間に対抗するうえで、組織を作りますが、他者をどう従わせているかといえば、魔力の強さに他ありません。
力こそが正義で、魔力に誇りを持っている。
強さを隠すなんて発想がそもそも無いらしく、この考え方が葬送のフリーレンの面白いところです。
シュタルクはアイゼンの動きを模倣した魔族・リーニェに苦戦しますが「戦士ってのは最後まで立っていた奴が勝つんだ」という師匠の言葉を思い出し、不屈の意志で勝利します。
戦闘自体に派手さはありませんけど、言葉がとにかく良いんですよね。
弟子たちもボロボロになりながら頑張りました。
葬送のフリーレン3巻の後半では、武道僧のエルフ・クラフトと出会ったり、ヒンメルが勇者の剣を持っていなかったり、僧侶のザインを勧誘したり…。
また変なキャラクターが仲間に加わりそうで、どんな掛け合いがうまれるのか楽しみです。
葬送のフリーレンの読者におすすめの漫画


