2019年に1巻が発売された面白い漫画

水は海に向かって流れる感想|子供は分かってあげないの作者・田島列島の最新作が凄い

水は海に向かって流れる画像
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漫画賞で話題となった『子供はわかってあげない』の作者・田島列島が描くボーイミーツガール水は海に向かって流れる』が2019年5月9日に発売されました。

SNSの漫画好きのあいだでは大絶賛されていた水は海に向かって流れる。人間の醜さが色濃く出そうな設定であるにもかかわらず、どこまでも静かな世界観にただただ驚きました。



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水は海に向かって流れるのあらすじ

「俺がいなければこの人の肩が濡れることはなかったのに」

高校への進学を機に、おじさんの家に居候することになった直達。だが最寄りの駅に迎えに来たのは見知らぬ大人の女性の榊さん。

案内された家の住人は26歳OLの榊さんと何故かマンガ家になっていたおじさんの他にも女装の占い師、メガネの大学教授といずれも曲者揃いの様子。

ここに高校1年生の直達を加えた男女5人でのひとつ屋根の下、奇妙な共同生活が始まったのだが、直達と榊さんとの間には思いもよらぬ因縁が……。

久しぶりに始動した田島列島が自然体で描くのは家族のもとを離れて始まる、家族の物語。

水は海に向かって流れるのネタバレ注意な感想と魅力

子供はわかってあげないの田島列島最新作!

2014年から2015年度のマンガ賞でたびたび見かけていた作品です。

  • このマンガがすごい2015オトコ編第3位
  • THE BEST MANGA2015このマンガを読め!第4位
  • 俺マン2014第1位
  • マンガ大賞2015第2位

漫画家に絶賛される作品

田島列島氏の創り出す世界は、気負わず、気取らず、何とも自然体だ。
気づけば、やんわりと、ふわりと物語の中に取り込まれてしまう。でもそれが心地よく、大人の絵本のようで……。そんな作風に私は密かに憧れる。

一色まことさんのコメントより引用

田島さんはね、私にないものを全部もってるんですよ。
凄いんですよ。嫉妬してますよ。正直。

山下和美さんのコメントより引用

すごく不穏な話になりそうな関係性なのに、ストレスフリーな読み心地になっていて、全然喉に突っかからない。
立ち位置の重さはきちんと意識しながらも、直達くんの思考がすごくフラットだから、視野が狭まりすぎずにいられることが大きいんじゃないのかなと。
田島列島さんのキャラクターの思考や言葉の柔らかさにすごく憧れます。

高野ひと深さんのコメントより引用

常識にとらわれないところと同時に等身大なところに惹かれます。
激しい気持ちについて描いているのにトーンが静かで『現実ってこうだよなー』といつも思いながら読んでいます。
『このコマのここが…』と語り合いたくなるような作品なので読者のみなさまと一緒に見届けていきたいです。

鶴谷香央理さんのコメントより引用

セリフのセンスがずば抜けてる!よくこんなセリフ思いつくなと思います。
このマンガはいわゆる○○モノ!とジャンル分けできないのに物語が魅力的だから読めてしまうところがすごいです。

真造圭伍さんのコメントより引用

ああー!!僕も田島さんみたいになめらかでこまやかで緩やかで押し付けがマシくないのにカッコいい会話シーンがかけたらよかったのにいぃ!!

河部真道 さんのコメントより引用

ひとつ屋根の下系年の差ワケありボーイミーツガール

高校への進学を機におじさんの家に居候することになった熊沢直達 。雨が降るなか駅で迎えを待っていると声をかけてきたのは「代わりに迎えに来ました榊です」と名乗る女性だった。

てっきりおじさんはひとり暮らしをしているものだと思い、彼女なのか?と気まずい思いをする直達。

いつの間にか会社をやめてマンガ家になっていたおじさんと、彼女ではなくルームメイトの榊さん。

さらには女装の占い師とメガネの大学教授という曲者の同居人がいるという、思っていたものとは違う直達の新生活が始まるのだが、あるとき直達は榊さんと自分の父親との複雑な事情を知ってしまう。

静なのに惹き込まれる世界観

怒りを直達にぶつけてもおかしくないのに「子供には関係ないじゃない」とそこに感情はない大人らしく振舞う榊さんと、すべてを知りながらも周りに気をつかう子供らしくない直達。

もっとぎすぎすしてもおかしくない設定なのに、物語はとても静かに進んでいく。関係ないと分かっていてもどうしようもない心の隔たりを、隠そうとしながら同居する大人たちの漫画だ。



水は海に向かって流れる2巻の発売予定日

2019年12月ごろ発売予定みたいです

別冊少年マガジンおすすめ漫画

水は海に向かって流れると同じ漫画誌『別冊少年マガジン』からおすすめする漫画・私が気になっている漫画を紹介します。

本屋で水は海に向かって流れるを探す場合、これらの作品の近くにあると思うのでご参考までにどうぞ。

十八世紀、チベット。山間のとある村に住む13歳の医者見習いの少年、カン・シバ。ある日、薬草採取から帰宅すると、家には嫁ぎ先に向かう花嫁とその一行が滞在していた。花嫁の名前は、モシ・ラティ。彼女は、異国からはるばるやってきたカン・シバの花嫁だった…! 心優しい少年と不思議な花嫁が織りなす、チベットの日常が満載の、ほのぼの物語。

テンジュの国1巻より引用

黒猫のチトと一緒に横浜からやってきた真琴は、青森の親戚の家で暮らしはじめました。実は彼女は魔女。今はまだ空をとぶくらいしかできないけれど、又いとこの圭や千夏たちと毎日げんきに暮らしてます。

ふらいんぐうぃっち1巻より引用