この記事ではエルフの長寿という特徴を活かした後日譚ファンタジー漫画『葬送のフリーレン2巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
冒険を共にした仲間たちが先立っていく中で、魔法使いでエルフのフリーレンだけは生き続ける。
葬送のフリーレン2巻では、アイゼンの弟子・シュタルクとの出会いや、これから何度も戦うであろう魔族という敵が描かれています。
葬送のフリーレン2巻のあらすじ
ネタバレ注意!葬送のフリーレン2巻を読んだ感想
エルフが長寿という設定はファンタジーの共通認識みたいなもので、あまりに馴染みすぎているから何十年先にどうなるかなんて、考えたこともありませんでした。
ちょっと想像すれば、関わった人物が全員先立ってしまう寂しさって理解できます。
エルフがクールで閉鎖的なキャラになりがちなのも納得ですね。
葬送のフリーレン2巻は勇者パーティーの仲間・戦士のアイゼンの頼みで、勇者たちの魂が眠る、現在は魔王城となっている場所を目指す旅が始まります。
魔王を倒したからといって、敵が全滅したわけではない。
これもちょっと考えればわかることなんですけどね。
後日譚ファンタジーって銘打っているから、もっと穏やかな漫画になると思っていたんですけど、新しい冒険が始まるとか、ちょっと感動しました。
葬送のフリーレン2巻では、新しい仲間としてアイゼンの弟子・シュタルクが加わるんですけど、コイツがまた、いいキャラクターなんですよね。
凄く弱気で、自己評価が低いんだけど、覚悟を決めたときの強さがめちゃくちゃカッコいい。
アイゼンの「怖がることは悪いことではない。この恐怖が俺をここまで連れてきたんだ」という言葉も素敵でした。
シュタルクに対して手厳しいフェルンの言葉の掛け合いもニッコリできます。
葬送のフリーレン2巻の後半では、魔族という明確な敵が登場するんですけど、言葉を道具として使っている感じがエグイです。
魔族の娘と仲良くなるタイプの作品を読んだことがある人は、特にそう感じると思います。
1巻を読んだ時点で良い漫画だなとは思っていましたけれど、2巻のファンタジーらしい展開は想像を上回りました。