この記事では累計1600万部を突破し、2022年1月よりドラマ化された大人気ミステリー漫画『ミステリと言う勿れ11巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
10巻では壊れた人間の恐ろしさをヒシヒシと感じる青砥巡査の娘さん誘拐事件が描かれました。
その続きとなるミステリと言う勿れ11巻では、タイムカプセルを探すアルバイトや、ライカさんと商店街を散策する話、そしてガロ達が心理カウンセラー・鳴子に急接近する緊迫した展開が描かれます。
ミステリと言う勿れ11巻のあらすじ
【ネタバレ注意】ミステリと言う勿れ11巻を読んだ感想
ミステリと言う勿れ11巻の紙版の初版では、41・42Pの掲載順が入れ替わっているみたいですね。
実際に読んでも、そこまで違和感が無い部分だったので、事前にその情報を知っていなかったら、自分はたぶん気づかないままでした。
こういうミスは逆にレアじゃんって思うのは、コレクター思考ですかね。
カードの印刷ミスとかたまにプレ値とか付くときありますから。
とはいえ、漫画でプレ値がつくのはごく稀で、しかも何十年後の話になるから、実のところ初版にこだわる意味ってほとんど無いんですけどね……。
そんな話はさておき、ミステリと言う勿れ11巻はほんわかする話が二つと、ガロ達の緊迫するような話が一つの構成になっていました。
まさかこの漫画で死人が出ないうえに、ほっこりするとは思ってもいませんでしたよ。
ミステリと言う勿れ11巻の序盤は同級生のレンと一緒に、タイムカプセルを探すアルバイトをする話が描かれます。
過去の記憶は色褪せていくものですし、タイムカプセルの場所が分からなくなって、どうでもいいやってなるのは現実でもよくありそうですが……。
高齢になっても大切な人のために必死になる。
そんな人生を送りたいと思わせる素敵な話でした。
そして、ミステリと言う勿れ11巻の中盤では、整がライカさんと商店街と散策する、ちょっとした謎解きもありつつ、これまたほっこりする日常が描かれました。
ふと思ったんですけど……。
意中の相手が記憶喪失や別人格だったとして、ある日を境に元の状態に戻ってしまったら。
そこにいるのは、外見は同じでも自分が愛した人ではないわけじゃないですか。
相手は一緒に過ごした記憶が残っているかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
同一人物でありながら、浮気をするような罪悪感。
自分がそういう状況に陥ったら、どう立ち回ればいいのか、わかんなくなりそうで怖いですね。
ライカさんは自分がそのうちいなくなるとほのめかしていますけど、想像するだけで心苦しいです。
さて、ミステリと言う勿れ11巻の後半では、心理カウンセラーの鳴子宅に潜入しているガロが、思わぬ反撃をくらい、空気間がガラッと変わる展開が描かれました。
無関係に思える一連の事件が星座の指輪で繋がっている、手のひらで踊らされる気持ち悪さ。
ライカさんはガロに整との情報をすり合わせを勧めているので、近いうちに二人が協力する様子なんかも見られるんじゃないかと、少し期待しています。
ミステリと言う勿れ12巻の発売日
- Qミステリと言う勿れ12巻の発売日はいつですか?
- A
2023年1月10日発売予定です。