この記事では2022年にTVアニメ化され、累計950万部を突破した大人気ラブコメ漫画『その着せ替え人形は恋をする12巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
11巻では旭さんが海夢を避けていたまさかの理由や、次のコスプレ情報が明かされました。
その続きとなるその着せ替え人形は恋をする12巻では、少しでもイメージに近づけるべく、生地や素材探しに妥協しない、職人としての意識が垣間見える若菜の本気の表情が描かれます。
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その着せ替え人形は恋をする12巻のあらすじ
今年のクリスマス、初めて好きぴと過ごすんです！
冬コミに向けて『天命』コスの準備が進む中、季節はすっかりクリスマス…。
初めての勝負下着を用意して浮かれる海夢。
一方、新菜は一筋縄ではいかないハニエルの衣装製作に思い悩んでいた…。
【ネタバレ注意】その着せ替え人形は恋をする12巻を読んだ感想
コスプレへの本気を感じさせるクリスマスイベント消化
いや、すっごい続きが気になる1冊になりましたね。
ラブコメというか恋愛で一番重要なイベントといっても過言じゃないクリスマスイベントを、こういう形で消化するとは思っていませんでしたよ。
まるで受験生の夏休み・お正月。
そこも休まないの！？ってくらい頑張ってます。
それだけ『天命』コスの難易度・本気度が伝わる内容になっていました。
新菜の妥協せずに頑張り続ける職人気質がマジで格好いい
これまで順調に衣装製作していた新菜にとって、初めての挫折。
自分自身の引き出しの少なさを実感する、新菜の苦労が描かれる一冊でした。
正直、コスプレの衣装製作を始めたのは最近のことですし、まだ高校生なんだから経験不足なのは当たり前じゃねーかって思いましたけどね。
でもまぁ、雛人形の頭師を目指す職人の卵である新菜にとって、若さは言い訳でしかないんでしょう。
足掻け！の1ページ。
鬼気迫る表情の新菜はマジで格好いい男でした。
その着せ替え人形は恋をする12巻では、新菜が素材や生地探しに奔走している様子が描かれています。
頭の中にあるイメージを具現化するために、答えをみつける必要があるわけですが、いかに便利な世の中になったとはいえ、名称の無い物を探すのは本当に大変です。
ネットではよさそうに見えても、実物を手に取ってみたら「あれ？思ってた色と違う……」ってことは買い物あるあるです。
写真って撮り方ひとつで色味が変わりますから、自分が撮るときは色々いじったりするけど、顧客側になったときにプロの技ってマジで厄介に感じますよね。
一切の妥協をせずにようやくたどり着いた素材。
アンティーク着物をどう変化させるのか。
海夢がハニエルになった姿はどう描かれるのか。
ラブコメなのにクリスマスイベントをお預けされ、コスプレの完成もお預けされて……。
は、はやく、続きを見せてくれ。
って気持ちが昂って仕方が無くなる、その着せ替え人形は恋をする12巻でした。
【最新刊】その着せ替え人形は恋をする13巻の発売日
- Qその着せ替え人形は恋をする13巻の発売日はいつですか？
- A
発売間隔から予想すると2024年3月以降になると思います。
