最近はファンタジー漫画=異世界転生=なろう系みたいなサジェスト汚染がひどいなと感じています。
もちろん異世界転生やなろう系漫画も面白いですけど、七つの大罪やダンジョン飯みたいな、純粋な異世界ファンタジーを楽しみたいときもありますよね。
というわけで、この記事では異世界転生じゃない、架空の世界観や設定・職業を楽しめる王道ファンタジー漫画を紹介します。
おすすめ王道ファンタジー漫画6選
キャラクターの心理描写が魅力の成長物語【王様ランキング】
2021年10月よりアニメ化の大注目漫画!
小学生でも読めるシンプルな絵柄からは想像もできないような奥が深いファンタジー漫画です。
このキャラクターはなんでこの言動をするに至ったのか?
その説明や心理描写がちゃんとしているのがこの漫画の魅力で、人間の複雑な感情がちゃんと描かれています。
サイコパスな敵キャラがいないのが、個人的には推しているポイントですね。
悲運な人生だった少女が幸運を掴むまでの冒険譚【最果てのソルテ】
普通、ファンタジーといえば魔法が友達って印象があると思うですけど、最果てのソルテでは危険視されているんですよね。
物語の結末は幸運のソルテって呼ばれるようになるって明かされているんですけど。
孤児で身売りされた彼女の人生がどう逆転していくのか。
魔法汚染という超常現象や、タイムリープしている味方など、想像できない物語にワクワクします。
旅の終わりから始まる後日譚ファンタジー【葬送のフリーレン】
マンガ大賞2021で第1位に輝いたファンタジー漫画。
もう知っている人のほうが多いでしょう。
それでもこういう紹介記事では外せませんね。
エルフの長寿という設定に着目した、冒険のその後を描く後日譚ファンタジーは、しんみりとした空気間と新しい人間関係や旅路へのワクワク感を同時に見せてくれます。
今までになかった読み心地で、面白い!ってよりも『いい漫画だなぁ……』って感覚になります。
魔法の才能が無い主人公が剣で頂きを目指す【杖と剣のウィストリア】
ダンまちの大森藤ノさんが原作を担当している漫画。
魔法によって優劣が決まったり、差別される世界観。
魔法の才能がない主人公が、過去の約束を果たすために剣で頂きを目指す漫画です。
良い大人が実力を測れないタイプの物語って正直嫌いなんですけど、悔しいことにめちゃくちゃ絵が綺麗で、戦闘描写がワクワクするんですよね。
外野が黙り込むような描写に快感を覚える人にはおすすめのファンタジー漫画ですよ。
本を護る司書が英雄職の物語【図書館の大魔術師】
自分が今一番好きなファンタジー漫画はどれ?って聞かれたら、図書館の大魔術師って答えます。
冒険者や騎士というファンタジー定番の仕事ではなく、魔導書や書籍を守る司書が英雄職ってのも面白いですし、なによりもカッコいい。
いろんな人種や種族が登場するので、もちろん差別や思想などのぶつかり合いもあって、言葉の深みが違います。
まるで絵本のように美しい魔法ファンタジー【とんがり帽子のアトリエ】
海外の漫画賞を多数受賞!
世界が注目している魔法ファンタジー漫画!
画力という点で頭一つ抜けているなって感じるのがとんがり帽子のアトリエ。
一コマ一コマが洗練されていて、画集みたいなクオリティの漫画なんです。
復讐が物語に絡んでいて、雰囲気が重めなんですけど、主人公の持ち前の明るさのおかげで、読後に疲れるってことはありません。
この美しい世界観をぜひ堪能でしてほしいです。
まとめ
最近は異世界転生の次に、現代ファンタジーやダークファンタジーが多く、純粋なファンタジー漫画が少ないように感じます。
年に2・3冊、ワクワクするような新作漫画があればいいほうで……。
他にも面白い漫画があれば、定期的に追加していくので、気になった作品があればぜひ読んでみてください。