ラブコメとかギャグ漫画は、笑いの感性が自分と合わないってなることが結構多いジャンル。
とくにジャンプ系の作品は年齢を重ねるにつれて「高校生の頃だったら楽しめてたな…」って感じることが多くなってきました。
自分はテンポのいい言葉の掛け合いとか。
シュールな日常で笑かしてくる漫画が好き。
さて、今回紹介するウィッチウォッチはまさにそのタイプの漫画で、ドジっ子魔女の便利だけどデメリットも大きい魔法によるトラブルだらけの日常が描かれます。
ウィッチウォッチのあらすじ
ネタバレ注意!ウィッチウォッチを読んだ感想
作者・篠原健太さんの漫画
言葉の掛け合いや真面目な話との緩急が面白い漫画
スケットダンスも彼方のアストラも、篠原健太さんの漫画は、ストーリーうんぬんよりもまず会話が面白くて好きなんですよね。
小ボケの応酬というか。
表情も相まって凄く笑えます。
と思っていたら急に真面目なエピソードで泣かしに来たりして、その緩急がまたクセになる。
スケットダンスは陽気なキャラたちの激重な過去がエグいギャップになっていたし。
彼方のアストラは全5巻という短さに、少年漫画の良さを全部詰め込んだ凄さがありました。
同じ作者の漫画で3作品目なんて。
実は数えるほどしか読んだことありません。
便利だけどデメリットがある魔法の面白さ
さて、ウィッチウォッチは鬼の幼馴染のドジっ子魔法使いと、鬼の一族である主人公の同居生活を描くコメディ漫画です。
魔女の聖地での修行を終えて街に戻ってくるニコが、使い魔として乙木守仁を選びました。
守仁にとっては寝耳に水な出来事ですが、鬼は使い魔の血統。
古い盟約は存在していて、魔法使いの命令に背けば罰が下ってしまうらしい。
使い魔には護衛の役目も含まれていて。
ニコに災いが起こる予言から守らなくてはいけません。
何が起こるのか分からない緊張感に加えて。
ドジっ子魔女のトラブルメーカーっぷり。
大切な物を犠牲に物を修復する魔法とか。
物を軽くできる便利な魔法だけど、人にかけると体重が軽くなるかわりに性格も軽くなるとか。
まるでドラえもんのひみつ道具を使用するかのようなコミカルな展開が、スケットダンスの部室内でのやりとりを思い出させます。
ニコのポジティブで調子に乗りやすい性格も。
守仁の硬派な性格も頼りになる力強さも。
どちらも魅力的に描かれています。
学園生活が始まるということで、クセの強いキャラ達との絡みや、魔女と鬼以外にも特殊な種族が登場するのかという部分でも楽しみです。
テンポのいい会話や、個性的なキャラが登場する漫画が好きな人におすすめなので、興味があるならぜひ読んでみてください。
【最新刊】ウィッチウォッチ9巻の発売日
- Qウィッチウォッチ9巻の発売日はいつですか?
- A
2023年1月4日発売予定です。
ウィッチウォッチを無料で試し読みする方法
ウィッチウォッチは集英社から刊行されている漫画誌・週刊少年ジャンプで連載中なので、少年ジャンプ+で第3話まで無料で試し読みできます。