ドラえもんのひみつ道具で何が使いたいか?って聞かれて、私がパッと思い浮かべたのはアンキパンでした。
もっとよさそうな道具はいくらでもあると思うんですけど、朝食ついでに頭が少しだけよくなるのが確定って、めっちゃコスパよくないかって学生の頃に渇望していましたよ。
さて、今回紹介する潮騒の魔女は、魚介料理限定で悩みを食べられる料理を提供するレストランで働くミステリアスな女店主が描かれる、人間ドラマが魅力の料理漫画です。
どことなくアマガミの塚原響先輩に似ているヒロインに惹かれて購読したわけですけども、そこにはファンタジーな世界観で、個性的なお客さんと人間味のあるやりとりをする魔性の女がいました!
潮騒の魔女1巻のあらすじ

とある絶海に浮かぶ孤島のレストラン。
メニューにはこう書いてある。
“ここは悩みを食べられるレストランです。
まずはお客様の悩みを店主にお伝えください。
それを料理としてお出しします。
メニューはおまかせのみ。
さらに魚介料理限定となります”
不思議なレストランの店主は、黒猫と暮らす孤高の魔女。
そこに訪れる客もまたどうやら訳ありのよう。
さて、本日のお客様は……?
潮騒の魔女を読んだ感想と内容紹介

作者・もぐすが描いた漫画
潮騒の魔女の作者・もぐすさんは、恋するほたると暮らしてるや恋と呼ぶには気持ち悪いを描いています。
魅力①.悩みを食するグルメファンタジー漫画
今日のこれ読んで寝ろ漫画紹介は潮騒の魔女!
どっからどうみても『ちょうそう』って読む雰囲気しているのに、これで『しおさい』って読むらしいですよ、ほんとうに日本語って難しいですよね。
なんで自分がこの漫画を購読したかといえば、表紙が気になったからってだけで、こんな綺麗なお姉さんに見つめられたら、そりゃあ手に取るしかないってもんですよ。
料理漫画ってそれ単体がメインになるよりも、ラブコメ×料理とか、異世界×料理みたいなサブカテゴリみたいな描き方をされることが多くて、潮騒の魔女もそんな感じ。
悩みを食べられるレストランっていう性質上、エンタメ度はそんなに高くないんですけど、わかりやすくいえば異世界食堂や異世界居酒屋のぶなどのグルメファンタジーが近いですね。
悩みを食べられるってなんやそれって感じですけど、難しいことを言っているわけではなく、お客さんが抱えているもやもやした悩みをお姉さんが言語化してくれて、あとは楽しく食事する。
わかりやすく言えばそういうことです。
病名がつくかどうかで、心理的にも今後の対応としても差が出てきますし、客観的にみてどうかってのは、それだけでも大切なことですよね。
女店主のミステリアスな雰囲気は気になるところではあるんですけど、サンタクロースや宇宙飛行士にシンデレラなどお客さんのファンタジー感に驚きました。
それに、おまけ的になりがちな料理のほうも、マグロのステーキやアサリのスープなど、海鮮料理限定ってこだわっているだけあって、そちらも美味しそうに描かれていましたよ。
魅力②.ミステリアスなお姉さん感のある女店主
なぜこんな孤島でシェフをしているのか?
お客さんはどこからどうやってきているのか?
なぜ魚介料理しかださないのか……などいくつもの謎がちりばめられています。
お客さんと対話するのが話のメインになるので、ガチガチに料理をしている描写を求めている人には合わないと思うんですけど、ファンタジー漫画が好きな人には逆におすすめできますよ。
次はどんなお客さんは訪れるのかってワクワク感を堪能できました。
グルメファンタジー漫画が好きなあなたにはもちろん、人間ドラマが魅力の漫画を探しているあなたに超おすすめなので、興味があるならぜひ読んでみてください!
【最新刊】潮騒の魔女2巻の発売日【完結】

- Q潮騒の魔女2巻の発売日はいつですか?
- A
2021年3月25日に発売されました。
潮騒の魔女を試し読みする方法
潮騒の魔女はピクシブ株式会社が運営しているPixivコミックで第4話まで無料で読めますよ!

最後にこれを読んだことがあるなら相性がいいよ!って漫画を紹介したいと思います。
