お酒をあんまり飲まない自分としては、大人数での宴会とか得意じゃないんですよね。
ただそれとは別として、仕事での悩みや愚痴を聞いてくれたり、成果をあげたときに喜んでくれる仲間との少人数でご飯を一緒に食べたりするのはけっこう好きだったりします。
さて、今回紹介する広告会社男子寮のおかずくんは、タイトルに記載されているように、寮暮らしの独身男性たちがおのおの料理を持ち寄って一緒に食事をする料理漫画。
ときには意見が割れたり、ときには励まし合ったり、料理の魅力はもちろん、広告会社で働く作品として純粋にクオリティが高くて読み応えがあるお仕事漫画でした。
広告会社男子寮のおかずくんのあらすじ
【ネタバレ注意】広告会社男子寮のおかずくんを読んだ感想
2019年にドラマ化&映画化された漫画
男だけでの食事会を描いている料理漫画
料理が出来ないorしない人って、自炊=手料理って認識になっていて、ハードルが上がっていると思うんですよね。
例えば餃子とかハンバーグとか味噌汁って、自分でつくるよりも冷凍食品やレトルトに頼った方が圧倒的にコスパがいいし、仕事終わりにそんなことする体力は残っていませんよ。
広告会社男子寮のおかずくんは、主人公のおかずくんこと営業の西尾和と、マーケティングの東良、制作の北、経理の南郷という男子寮に住んでいる4名が、仕事で忙しい金曜日の夜に料理を持ち寄って一緒に食べる漫画。
絵面を想像すると、むさくるしそうと思ってしまうかもしれませんが、オトクニさんの絵柄はすごくシンプルで背景もスッキリしていますし、登場人物がみんなおしゃれなので、そこら辺は全然大丈夫。
自分は最初、BLに近いアレなのかなって思っていたんですけど、そういうわけじゃなくて、ただただ社会人男性が仲良く一緒にご飯を食べている描写が中心に描かれている漫画でした。
料理漫画としての面白さを上回る仕事漫画としての魅力
登場人物の4名は広告会社の別部署で働く先輩後輩関係。
話としては、広告業としての仕事内容を丁寧かつ具体的に描いて、その後に食事会があるという流れ。
職場で顔を合わせることも多いんだけど、公私の区別がついているのが社会人として素晴らしく、雰囲気の良さに繋がっている部分だと思います。
ちゃんと仕事をしているからこそ、ネガティブなことも色々とある。
意見の相違とか、失敗とかね。
話の軸が決まっている、今回の場合は料理になるんですけど、そういう作品は社会人がただの設定でさらーっと描かれることが多いなかで、この漫画は仕事がメインなんだと錯覚するくらい丁寧に描かれています。
仲良しこよしではなく、ちゃんと仕事で言い合える関係性のうえでハートフルストーリーが展開されるのが、読んでいて凄いなと感心しました。
料理やグルメ漫画を探しているあなたにはもちろん、お仕事漫画が好きなあなたにも超おすすめなので、興味があるならぜひ読んでみてください!
【最新刊】広告会社男子寮のおかずくん7巻の発売日【完結】
- Q広告会社男子寮のおかずくん7巻の発売日はいつですか?
- A
2021年8月20日に発売です。
【無料】広告会社男子寮のおかずくんを試し読みする方法
広告会社男子寮のおかずくんはpixivコミック内のレーベル・クロフネで第3話まで無料で読めますよ!
最後にこれを読んだことがあるなら相性がいいよ!って漫画をいくつか紹介したいと思います。