【踊るリスポーン】ヤンデレを超越した愛が重すぎて笑うしかない漫画

二次元と現実で、かならずしも異性の好みが一致するとは限りません。

アニメとか漫画だとメンヘラ・ヤンデレが可愛らしく描かれていますが、現実でこの性格の異性に好かれたら人生が破滅しかねませんよね。

今回紹介する踊るリスポーンは、タイトルにも含まれているように、死んでも生き返る”リスポーン体質”の少年が、ヤンデレ少女に好意を寄せられてしまうというラブコメ漫画。

踊るリスポーンのあらすじ

ネタバレ注意！踊るリスポーンを読んだ感想

死んでも生き返る少年がヤンデレ少女に好かれる

人が恋に落ちるときはどんなときだろうか？
ボーイミーツガール風に物語が始まり、命の危機から颯爽と助けて純愛が動きはじめる。

というのはノーマルなひとが、無傷だった場合のお話。

踊るリスポーンではタイトルに含まれているように、死んでも生き返る体質の少年が工事現場の落下物から少女を守り、そのまま下敷きになってしまうトラウマ級の始まりをみせます。

彼の名前は壇ノ浦調子だんのうらちょうし。
あまりにも死に過ぎているため教師やクラスメイト、救急隊員ですら彼の体質を知っています。

ただ、調子に助けられた女の子・山崎声やまざきあんはそのときに「ああなんだ～よかった彼かぁ」という会話を聞いて彼の素性を知ってしまった。

数日、ではなく数カ月後。
調子のクラスに転校してきて「私は山崎声。檀くんと添い遂げるために生きながらえた女の子だよ」と名乗ります。

調子にとって死ぬことは日常茶飯事。
事故から助けたことを全く覚えていませんでしたが「どうして覚えてないの？ふたりの大切な思い出なのに！」と、声は包丁を取り出す始末。

ライフポイントが無限な調子に脅しは効かない。
しかし、ヤンデレの実行力もまた恐ろしい。
死んでも逃げられない恋愛が始まります。

キャラ設定が強すぎる

踊るリスポーンは逃げる調子と追いかけまわす声。
たまに調子が振り向くという構図のラブコメ。

もちろんそのふたりに周囲の人間が関わっていくことになりますが……。

ラッキースケベ女王という調子の母親や、不死身体質の荒あらしという自称ライバル、中二病の後輩という強烈なキャラクターが描かれています。

帯には「息を吸ったら吐くから好き」というセリフが記されていて、この漫画のヒロインがどういう子なのか、超わかりやすく濃縮されていると思います。

ヤンデレの行きつく先は”死”という印象があったのですが、それを超えた先を描いている漫画を読むのは初めてで、とても刺激的でした。

ラブコメが好きな人や強烈なキャラクタ―を求めている人はぜひ読んでみて欲しい。

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