【踊るリスポーン】ヤンデレを超越した愛が重すぎて笑うしかないラブコメ漫画

二次元と現実で、かならずしも異性の好みが一致するとは限りませんよね。

アニメや漫画だとメンヘラ・ヤンデレが可愛らしく描かれていますが、現実でこの性格の異性に好かれたら人生が破滅しかねませんから……。

さて、今回紹介する踊るリスポーンは、タイトルにも含まれているように、死んでも生き返る”リスポーン体質”の少年が、ヤンデレ少女に好意を寄せられてしまうというラブコメ漫画。

主人公の特異体質とポップな絵柄、そしてクセが強めなキャラクターたちのおかげで、ちゃんと笑えないヤンデレなのに、笑えるラブコメ漫画になっていましたよ。

踊るリスポーン1巻のあらすじ

踊るリスポーンを読んだ感想と内容紹介

作者・三ヶ嶋犬太朗が描いた漫画

踊るリスポーンの作者・三ヶ嶋犬太朗さんは、2024年現在ときめき！治外法権 肉王正を描いています。

魅力①.死んでも生き返る少年×ヤンデレ少女の相乗効果

今日のこれ読んで寝ろ漫画紹介は踊るリスポーン！

『人が恋に落ちるときはどんなときだろうか？』
ボーイミーツガール風に物語が始まり、命の危機から颯爽と助けて純愛が動きはじめる……というのはごく普通の人間が、無傷だった場合のお話。

踊るリスポーンはタイトルに含まれているように、死んでも生き返る体質の少年が工事現場の落下物から少女を守り、そのまま下敷きになってしまうトラウマ級の展開から物語が始まります。

彼の名前は壇ノ浦調子だんのうらちょうし。
あまりにも死に過ぎているため教師やクラスメイト、救急隊員ですら彼の体質を知っています。

ただ、調子に助けられた女の子・山崎声やまざきあんはそのときに「ああなんだ～よかった彼かぁ」という会話を聞いて、彼の素性を知ってしまったんです。

数日ではなく数カ月後に、調子のクラスに転校してきて「私は山崎声。檀くんと添い遂げるために生きながらえた女の子だよ」と彼女は名乗りました。

調子にとって死ぬことは日常茶飯事すぎて、事故から助けたことを全く覚えていなかった彼に「どうして覚えてないの？ふたりの大切な思い出なのに！」と、声は包丁を取り出す始末。

ライフポイントが無限な調子に脅しは効きません。

しかし、死なないと分かっているヤンデレの実行力もまた恐ろしいものがあり、死んでも逃げられない恋愛がここから始まっていくんです。

魅力②.クセのあるキャラクターのおかげで笑える物語

踊るリスポーンは逃げる調子と追いかけまわす声。
そして、たまに調子が振り向くという構図のラブコメ漫画です。

その二人を主軸に、周囲の人間が関わっていくことになるんですけど……。

ラッキースケベ女王な調子の母親や、不死身体質の荒あらしという自称ライバル、中二病の後輩という強烈なキャラクターが描かれています。

踊るリスポーン1巻の帯には「息を吸ったら吐くから好き」というセリフが記されていて、この漫画のヒロインがどういう子なのか、超わかりやすく濃縮されていると思います。

ヤンデレの行きつく先は”死”という印象があったんですけど、死を超えた先を描いているラブコメ漫画を読むのは初めてで、とても刺激的でしたよ。

ラブコメ漫画が好きなあなたにはもちろん、ヤンデレ・メンヘラヒロインが好きなあなたに超おすすめなので、興味があるならぜひ読んでみてください！

【最新刊】踊るリスポーン8巻の発売日【完結】

踊るリスポーンを試し読みする方法

踊るリスポーンは講談社が運営しているコミックDAYSで第8話まで無料で読めますよ！

最後にこれを読んだことがあるなら相性がいいよ！って漫画を紹介したいと思います。