異世界転生の7割くらいは、タイトルにどういう作品なのか全部書いてある親切設計。
期待通りの展開をみせてくれて、想像を超えることはほとんどありません。
さて、今回紹介するもふもふと異世界でスローライフ目指しますは、珍しく思っていたのと違うとなったんだけど、主人公が謙虚で、自分の力を過信しない感じが素敵な異世界転生漫画でした。
もふもふと異世界でスローライフ目指しますのあらすじ
ネタバレ注意!もふもふと異世界でスローライフ目指しますを読んだ感想
自分探しの旅が描かれる異世界転生漫画
異世界転生の欠点を挙げるとすれば、世界観もキャラデザも展開も全部が似すぎていて、キャラクターにまったく愛着が湧かないことでしょうか。
アニメ化されている作品も含めて、全巻読んでいるのに、主人公もヒロインの名前も覚えていないことってけっこうあるんですよね。
アイドルが全員同じ顔に見えるっていうあの感覚。
キャラデザだけならともかく。
性格も過去のエピソードも似たり寄ったり。
能力を変えることでしか、他と差別化を図れないっていうのはどうかなって思います。
なろうだけならそれでいいんですけど。
書籍なり、漫画では話を膨らませてほしいのが本音です。
前々から思っていたのが、自分の能力に気づくのも、操れるようになるのも、何もかもが早すぎる。
展開が早いというか。
もはや色々とスッ飛ばしています。
もふもふと異世界でスローライフ目指しますの何がいいかって、主人公の謙虚さなんですよ。
自分が異世界でどう生きていくのか。
なんのために異世界転生したのか。
そこをちゃんと考えています。
そんなの当たり前じゃんって思うかもしれませんが、異世界転生の主人公って俺Tsueeee感が強すぎるんですよね。
主人公をとっかえひっかえしても、目新しさを感じることはほとんどないでしょう。
もっと過去を大切にしてくれ。
恐怖心を忘れないでくれ。
そう思っていたからこそ。
戦闘を避け、トラブルに対してなるべく会話で穏便に済ませようとする主人公の好感度が爆上がり。
主人公がトラブルに巻き込まれそうになったときに出しゃばらず、どう行動するのか陰から見守る仲間たちの大人な対応も凄く良かった。
雰囲気が良くて好きになるタイプの漫画
ファンタジーとしては派手さが足りない。
読んでいて楽しくなるわけでもない。
しかし、自分が好きになるのはこういう漫画だったりします。
異世界で生きる意味を探す旅路にどんな出会いが訪れるのか。
スローライフ系異世界漫画や日常系漫画が好きな人におすすめなので、興味があるならぜひ読んでみてください。
【最新刊】もふもふと異世界でスローライフ目指します6巻の発売日
もふもふと異世界でスローライフ目指します6巻は2022年1月20日に発売です。
無料でもふもふと異世界でスローライフ目指しますを試し読みする方法
もふもふと異世界でスローライフ目指しますは、WEBマンガサイト・アルファポリスで連載中なので、第3話まで無料で試し読みできます。