普段は大人のビデオとかで恩恵を受けておきながら、無意識に見下している人とかたまにいますよね。
感謝してしかるべきなのに、求めていない説教をしはじめるおじさんの話とか聞くと、辟易します。
さて、今回紹介するJKハルは異世界で娼婦になったは、チート能力を授けられず、男しか冒険者になれない世界で、生きる為に酒場兼娼館で働くことになる異世界転生漫画です。
JKハルは異世界で娼婦になったのあらすじ
ネタバレ注意!JKハルは異世界で娼婦になったを読んだ感想
作画担当・山田J太さんの漫画
刺激が強いだけの単純な漫画ではない
タイトルで気になっていた人も多いと思う。
自分もその一人なんだけど、やはりJKが主人公なのが引っかかって、なかなか読めないでいました。
実際に読んでみると、想像していたよりも絵柄は綺麗で、期待以上に刺激的な描写もありました。
しかし、あらすじの表現はちょっと違くないか?という部分もあって、興奮するだけでなく、考えさせられましたね。
もしも成人漫画に近い、ただ読んでいて楽しいだけの漫画を探し求めているなら、自分は異種族レビュアーズや、せっかくチートを貰って~をおすすめします。
悲しい現実で生きる女性と醜い男性像が描かれる
単行本1巻のあらすじには『どこにでもいる普通の女子高生が~』と書かれているんだけど……。
援交していた過去、そうせざるをえなかった事情がある人物を『普通』と呼んでいいのかって、物語の始まってすぐに引っかかってしまった。
なかなか重そうな過去を序盤から匂わせているので、この時点で行為を楽しむ漫画ではありません。
本作の主人公・ハルは、ヲタクに優しくない普通のギャルなので、感情移入もできないんですけど…。
この世界の冒険者たちはとにかく野蛮。
ハルと一緒に異世界転生した男子はキモいし。
読んでいてムカムカしたり。
目を背けたくなる描写がけっこう多い。
ハルには心底同情するし。
読んでいて反面教師にしないといけないなと胸が痛くなりました。
戦いに使えるような能力も無いうえに、知識チートするほど現代社会に劣っていない世界。
非力なハルは生きていくために仕方なく娼館で働くことになるわけです。
ハルの同僚たちがなぜ夜想の青猫亭で働いているのか。
彼女たちの行為も描かれるのかは、気になるところ。
差別はひとりでもするヤツがいれば『ある』わけで。
この世界における男女差別はどこまでなのか。
例えば、男を屈服させる技量も腕力もあるのに、冒険者になれないのならそれは男女差別でしょう。
しかしチート能力も無ければ、戦いを知らない普通の日本人の女の子が冒険者になれないのは、当然の結果といえるのではないでしょうか。
もちろん2巻以降にそういう描写が増えてくるかもしれないけれど、1巻の時点でそれを男女差別に含めるのは違和感がありました。
本作で描かれているのは幻想ではなくて現実。
ハルは今の仕事に何を思い。
どういう目標を持ってこの世界で生きていくのか。
他の異世界転生漫画とは違って、ファンタジーよりも現実感が強い内容が描かれています。
夜のトラブルは激重な展開必至。
困難な状況をどう吹き飛ばしてくれるのか。
夜想の青猫亭で働くカノジョたちに幸せな未来は訪れるのか。
リアリティのあるファンタジー漫画が好みの人や。
刺激が強い漫画を探している人におすすめなので、興味があるならぜひ読んでみてください。
【最新刊】JKハルは異世界で娼婦になった7巻の発売日【完結】
- QJKハルは異世界で娼婦になった7巻の発売日はいつですか?
- A
2023年12月8日に発売されました。
無料でJKハルは異世界で娼婦になったを試し読みする方法
JKハルは異世界で娼婦になったは、まんが王国内のレーベル・ウツツで連載中なので、無料で第1話を試し読みできます。