この記事ではマンガ大賞2021で第1位に輝き、累計560万部を突破した後日譚ファンタジー漫画『葬送のフリーレン7巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
6巻では、一級魔法使いの第二試験並びに、ゼーリエとの面接が描かれました。
その続きとなる葬送のフリーレン7巻では、再び愉快な旅路に話が戻り、ヒンメルが魔王を討伐する道を切り開いた南の勇者や、シュタルクとフェルンのデートの話が描かれます。
葬送のフリーレン7巻のあらすじ
ネタバレ注意!葬送のフリーレン7巻を読んだ感想
2巻以上にわたって続いた一級魔法使い試験の話も、ゼーリエとの面接でようやく終わりを迎えました。
ゼーリエとフリーレンは同じく師匠キャラ。
デザインもそんなに違いは無いのに、前者のほうが圧倒的にお姉さん感があるのはなんでですかね。
ドSキャラのほうが精神年齢が高く見えるのか。
立場がそう感じさせるのか。
フリーレンのように弱みを見せていないからか。
でも、おっとりした天然タイプや、だらしないお姉さんキャラも可愛いと思えるし、なんで年齢自体に魅力を感じるのかって、言語化するのが難しいですよね。
そんな話はさておき、自分はファンタジー漫画における試験編が結構苦手だったりします。
新キャラが当て馬のように扱われると萎えるし、高難易度を謳うほど試験内容に面白さが無いのが現状で、まぁナルトやハンターが凄すぎたってのはあるんですけど……。
フリーレンがどうだったかといえば、実は悪くないヤツと、最後までミステリアスだったキャラで綺麗に別れたのは良かった。
ゼーリエも究極に口が悪いだけで、弟子との思い出がちゃんと心の中にあるって、最後に描かれたのも良い締めくくり方だったと思います。
ただ、そもそも一級魔法使いの試験を受ける経緯が、その資格が無いと立ち入れない場所に行くためなんですけど……。
魔王を討伐する以上の実力の証明ってあるの?
特例でよくね?って思っちゃうんですよね。
まぁ、特別扱いしない世界のほうが健全だし、フェルンの今後のためってのも理解できるんですけどまぁ、個人的には可もなく不可もなくってエピソードでした。
この巻で印象的だったのは、魔王を討伐したのがヒンメル達ってだけで、その道をつくった人類最強と謳われた南の勇者がいたってこと。
複数の勇者がいたことが明かされていて、今後の展開の楽しみができましたね。
葬送のフリーレンは出会いも別れも凄くあっさり。
その理由が「涙の別れなんて僕達には似合わない。だってまた会ったときに恥ずかしいからね」というヒンメルの言葉なのは笑いました。
葬送のフリーレン8巻の発売日
葬送のフリーレン8巻は2022年6月17日に発売です。