この記事ではマンガ大賞2021で第1位に輝き、累計450万部を突破した大人気ファンタジー漫画『葬送のフリーレン6巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
5巻では一級魔法使いの第一次試験で、クセモノたちと鳥の奪い合いをする様子が描かれました。
その続きとなる葬送のフリーレン6巻では、未踏破の迷宮で最深部を目指す第二次試験で、ダンジョンがコピーしたフリーレンが難敵として立ちふさがります。
葬送のフリーレン6巻のあらすじ
ネタバレ注意!葬送のフリーレン6巻を読んだ感想
葬送のフリーレン6巻では、未踏破の迷宮の最深部を目指す二次試験が描かれます。
ゼンゼが試験官をすると、合格者がほとんどでないと言われていましたが、納得の試験内容ですね。
1級魔法使いが作成した脱出用ゴーレムが、それぞれに渡され、一応身の安全は保障されています。
迷宮の危険を回避できる無敵の技術があるなら、それを護衛にしてさっさと攻略すればいいのに。
合格不可能な1級魔法使いの称号に何の意味があるのか。
それなら、試験資格の設定の時点でミスってない?
読んでいるうちに色々と疑問に思うこともありますけど、まぁそれはいいでしょう。
この試験でやっかいなのは、迷宮に踏み入れた者たちのコピーが敵として登場すること。
人間のような感情はありませんが、それぞれの強さやクセを完璧に再現しています。
すなわち、フリーレンを倒さなければ最深部に到達できないのと同義。
己のこと、そして師匠のこと。
弱点を理解している二人が協力して撃破を狙います。
葬送のフリーレン6巻の後半では、大魔法使いゼーリエが再登場し、試験者達の合否を判断します。
フリーレンと同じく心の機微に疎い。
エルフと人間に優劣の差を感じている。
にも関らず多くの弟子を取る。
でも、そこに愛情は無い。
言動の不一致というか、行動原理の不透明さが気になります。
弟子たちが高みに上る前に寿命迎えるのを憐れむ表情は、どこか寂しそうにも感じるんですよね。
まぁ、それは、フリーレンに人間の時代が来たとまで評価されるフェルンに出会うことで、ゼーリエという人物について深堀されていくでしょう。
宝箱の中見を自信満々に魔導書だといいながら、ミミックに食べられるフリーレンには笑いました。
葬送のフリーレン7巻の発売日
葬送のフリーレン7巻は2022年3月17日に発売です。