この記事では累計1000万部を突破し、2023年9月29日よりTVアニメ化される大人気後日譚ファンタジー漫画『葬送のフリーレン11巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
10巻では黄金郷のマハトと同格で、人類を研究している魔族・ソリテールが登場しました。
その続きとなる葬送のフリーレン11巻では、黄金郷編クライマックスとなるデンケン対マハト、フリーレン対ソリテールという激アツな戦いが描かれていきます。
葬送のフリーレン11巻のあらすじ
【ネタバレ注意】葬送のフリーレン11巻を読んだ感想
巻末にカラーページ掲載という粋な演出に感嘆する
発売日に購入したのはいいものの、忙しくて三日ほど読むことはできず……。
その間にも、フリーレンがすごいという話は聞いていて、実際読んでみればまさかの巻末カラー。
単行本の冒頭とか、間にちょろっとカラーページを挟んでいる漫画はたまにありますけど、巻末カラーはすぐに思い出せないくらい珍しい演出ですよ。
黄金郷のマハト編が終わって興奮冷めやらぬうちに、次の章も期待せずにはいられないこの粋な演出。
後日譚ファンタジーという珍しい設定抜きにして、ちゃんと面白い漫画になった感がありますよね。
小細工無しの魔力のぶつけ合いを選択する凄さ
そんな葬送のフリーレン11巻は黄金郷のマハト編クライマックスということで、デンケン対マハト、フリーレン対ソリテールという激アツな戦いが描かれていきます。
話の途中から追加されたぽっと出のキャラにしては、あまりにも存在感がありすぎるソリテール。
魔法使いが主役の漫画で。
強者同士の戦いで。
最強の魔法がただ魔力をぶつけるだけ。
圧倒的な魔力量で押し切る脳筋勝負。
シンプルイズベスト。
でも、説得力があるんですよね。
普通だったら、ド派手な戦いを描きたくなる。
描かなきゃ(使命感)ってなるはずです。
これを選択できるって、地味に凄いと思います。
デンケンがマハトを、フリーレンがソリテールを倒すには、大きな隙をつくる必要がある。
黄金郷を元に戻すことで生まれた隙。
それを見逃すフリーレンとデンケンではありません。
黄金に包まれ、止まっていた時間が動き始めます。
自分は体を黄金に変えられていた人たちが元に戻ったときに生死はどうなのか、時間経過はどういう扱いになるのか疑問に思っていたんですけど、無事生還したのが答えでした。
これってある意味最強のコールドスリープじゃね?
ってロマンを感じたのはどうでもいい話です。
タイムスリップして過去のヒンメルと遭遇する新章開始
マンガ大賞という冠に恥じない面白さだった黄金郷のマハト編が終わって、この勢いを続けるのか、さぁ次が大事ですよって、謎の上から目線だった私も黙ります。
まさかのタイムスリップ。
まさかの過去のヒンメルと遭遇。
しかも巻末カラーという粋な演出で新章が始まりました。
なんかこの漫画、マジで凄いですよね。
亡くなったキャラの扱い方があまりにもうますぎる!
まだ生きていると錯覚させるし、もうこの世にいないんだと実感させるし、唯一無二の雰囲気があるファンタジー漫画だなって感じる葬送のフリーレン11巻でした。
葬送のフリーレン12巻の発売日
- Q葬送のフリーレン12巻の発売日はいつですか?
- A
2023年12月18日発売です。