2019年1月からアニメ化された漫画

テンジュの国1巻感想|「乙嫁語り好きに朗報」チベットの風習や婚約から始まる恋愛を描いた

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テンジュの国1巻画像

 

異文化、恋愛、過去の時代背景を描いた名作『乙嫁語り』を読むと同じような作品が読みたくなる。

これは別のジャンルでも同じだ。

名作には仲間を呼び寄せる力があるのだ。

 
2018年3月9日に発売された、別冊少年マガジンで連載中の『テンジュの国』は、十八世紀のチベットを舞台に婚約してからの恋愛が描かれた作品。
 
テンジュの国と検索すると乙嫁語りと関連ワードが表示されるが、ジャンルが同じなだけで中身は別ものなので安心してほしい。

似ているといったらラブコメなんか……。

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1巻のあらすじ

十八世紀、チベット。山間のとある村に住む医者見習いの少年、カン・シバのもとに異国から花嫁がやってきた。彼女の名前は、モシ・ラティ。初々しい二人は、少しずつ距離を縮め、やがて家族となっていく──。チベットの日常と共に描く、花婿と花嫁の物語。

出版社・漫画誌などの情報

  • 連載誌:別冊少年マガジン
  • 本屋で探す目印:KC DELUXEのロゴ
  • 出版社:講談社
  • 作者 :泉一聞
  • 電子書籍:テンジュの国1巻
  • ジャンル:恋愛・異文化・海外・知識
  • おすすめする人:純粋な恋愛作品・外国の文化・シンプルな絵・『乙嫁語り』が好きな人
 

おおまかな話の流れ・感想

テンジュの国1巻ネタバレ画像

時は18世紀、チベット。

山間の村でのお話。

医者見習いのカン・シバ(13歳)は薬草取りの帰り道に、顔色の悪いテンジンという村人に遭遇する。

薬を処方するために悩み事などを聞くが、テンジンは農作業を張り切りすぎてその疲労が出てると話すのだ。

 

「僕もこれからの季節薬草がモサモサ生えてくると思うとじっとしていられなくて」と面倒くさいけど達成感のある薬草取りが好きなカン・シバがしばらくテンジンと世間話していると行商人らしき人達を見かける。

 

「ありゃ花嫁背負ってるわ」

「この辺の民族じゃないですね」

 

言葉通り一人の男が真っ黒な布に包まれた人を背負い、後妻や婚約者を無理やり連れていくなど、不穏な言葉や異文化の結婚観や風習が描かれているのだ。

カン・シバは13歳にして結婚を勧められているなど民族の成長は早い。

 

テンジンの薬を用意するために自宅に戻るとさきほどの行商人たちの姿があった。どうやらお客さんだったようで行商人の男はモシ・バオル、花嫁はモシ・ラティと名乗る。

このラティが可愛らしく、気が利く女の子でカン・シバがテンジンの薬をつくるときや、お客さんのためのスープづくりを手伝うのだ。

 

「連絡もなしに大人数で押しかけてしまいましたし、早くこちらにも慣れたいので」

『他民族だといろいろ違うもんな』

 

テンジンを交えてここまでのいきさつを話すことになるのだが、ラティは異国の言葉を嫁ぎ先が決まってから習っていたと楽しそうに話し、よっぽどいい相手なんだと納得する二人は頭に貴族を思い浮かべている。

 

翌朝、ラティに手伝ってもらいながらつくった薬を届け終えると、行商人の姿はもうそこにはない。

きちんとお礼したかったと思うカン・シバだったが厨房にはなぜかラティの姿が……。

 

「父さん!花嫁さん‼花嫁さん忘れてる‼」

「お嬢さんはウチで預かることになってる」

 

ラティはカン・シバの花嫁さんだったのだ。

婚約から始まる恋愛。

乙嫁語りと似ているようで似ていない、しかしチベットの風習や恋愛観など、現代に生きる自分とは違う感覚を楽しめる作品だ。

ラティはもちろん、妹のペマも可愛らしく、不器用なカン・シバとラティがどういう夫婦になっていくのか見届けたいと思う。

テンジュの国2巻感想記事

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別冊少年マガジン おすすめ漫画

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本屋で探す場合これらの作品が近くにあると思うので参考にしてください。

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