2019年1月からアニメ化された漫画

「まだ無かったのか」西尾維新×大暮維人による超美麗コミカライズ『化物語1巻感想』

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化物語1巻画像

自分が知らないだけでもうあると思っていた。

なぜなら10年前にアニメが始まり、絶大な人気を誇るシリーズだから。

めだかボックス』『掟上今日子の備忘録』などヒット作を次々世に送り出す西尾維新の小説『化物語』を『エアギア』『バイオーグ・トリニティ』の大暮維人が美麗に仕上げる。

週刊少年マガジンで連載が始まり2018年6月15日に発売された。

 

私もこのアニメをリアルタイムで見ていたわけではないので、もう知らない人が多いのではないかと思う。新鮮な気持ちでこの漫画を読めることが羨ましいと感じるとともに、既知の自分でも凄まじいと感じる内容だった。

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1巻のあらすじ

戦場ヶ原ひたぎ。阿良々木暦がある日受け止めた少女。そう、彼女の体には―体重がなかった。1匹の“蟹”に行き遭い、体重を根こそぎ持っていかれていた。化物は、はじめからそこにいる。いつも。どこにでも。『掟上今日子の備忘録』西尾維新×『エア・ギア』大暮維人で贈るこれぞ新たな怪異! 怪異! 怪異! 新しく、今巻き起こる〈物語〉!

アニメ放送から約10年!ひたぎクラブが再び感情を揺さぶる!

アニメが先に放送されているため、イメージが出来上がっている人も多く、違和感を覚えるひとがいても仕方がないと思う。しかしコミカライズはアニメの書き写しではないのだ。それぞれに表現方法があり、どのセリフ、場面を原作から引っ張ってくるのかで色は変わってくる。

 

とはいえ私は原作小説を未読で、コアなファンというわけではない。あくまでアニメは見たライトな層のひとりの意見に過ぎないのだ。合わない人には合わない。別にそれでいいと思う。

 

本作の主人公・阿良々木暦は、バナナの皮を踏んづけて階段から落ちてくる女子・戦場ヶ原ひたぎを受け止めたことで彼女の秘密を知ってしまう。それは体重が極端に軽いこと。拒食症という次元ではなく、そこにあるはずの重さが不自然なほど存在しなかったのだ。

 

戦場ヶ原ひたぎの印象は病弱深窓令嬢タイプ。

友達はいない。活発な姿を見たことがなく、いつも一人で本を読んでいる。しかしいじめられているわけではなく、本を読むことによって周りに話しかけるなというプレッシャーを与えているようにさえ感じる。

 

しかしそんな彼女が助けた阿良々木に取った行動は感謝ではなく口封じの攻撃だった。

ホッチキスで頬を閉じるという暴力。

 

しかし秘密があるのは戦場ヶ原だけではなく、阿良々木も同じで……。

阿良々木は戦場ヶ原の体重を戻す方法を知っている専門家・忍野メメという男に協力を頼むのだ。

 

画風の違和感はやはり感じるが、1巻の最後には慣れてくる。忍野メメのセリフ「被害者ヅラが気に喰わねえつってんだよ」「言葉が通じないなら戦争しかない」の迫力は凄かった。1巻の内容は重く、大暮維人さんの画風がより強烈な印象を与えるのだ。

言葉遊びが増えてくるのはまだまだこれから。

楽しみな作品がまた一つできた。

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化物語1巻特装版の特典

化物語特装版』は原作小説に近いボックス型に加えて書下ろし小説、漫画、特別ゲストによるカラーイラストカードが付属している。

ぼったくりなんて声もあるが、何が付属しているかは明記してあるし、イラストの価値を低く見積もりすぎだと私は思う。

ちなみに記念すべき1巻のゲストは真島ヒロ『FAIRY TAIL』大久保篤『ソウルイーター』『炎々ノ消防隊』金田陽介『寄宿学校のジュリエット』の3名。凄くない?

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