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【ブルーピリオド8巻】ビッグイベント“藝祭”の名物・神輿を制作することになる

ブルーピリオド8巻の表紙画像 ブルーピリオド
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この記事ではマンガ大賞2020&第44回講談社漫画賞総合部門受賞という2冠を達成した美術漫画『ブルーピリオド8巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。

7巻からは大学生編が始まり希望に満ちた生活が始まると思いきや、いきなり自己評価に振り回される展開となりました。

ブルーピリオド8巻では東京の風景という課題で情報の取捨選択を学び、藝祭というビッグイベントの過酷な準備段階が描かれています。

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ブルーピリオド8巻のあらすじ

あらすじ

高2で絵を描き始め、美大最高峰東京藝大に合格した矢口八虎。

次の課題は“東京の風景”。

モチベが下がっていた八虎にさらに高難易度の課題が襲い掛かる!

そして夏休み突入!
藝大最初のビッグイベント『藝祭』の準備が待っていた…!!

ネタバレ注意!ブルーピリオド8巻の見どころ&感想

受験が終わった直後は、大学生になったら夢や希望に満ち溢れているなんて錯覚を起こすんだけど、待っているのはさらに難しい勉強内容&バイトで忙しい毎日だったりする。

本作は美術を題材としている漫画なので、将来を考えたときに重苦しい内容になるのは当たり前なんだけど、八虎にとっては厳しい現実が待ち受けていた。

ブルーピリオド8巻で描かれるのは東京の風景という課題。

歴史・文化・流行を調べれば調べるほど情報に振り回されてしまうため、取捨選択をしっかりしたうえで、作品に落とし込まなければいけない。

そして絵画の他にも、模型の制作を課題に出すことで、今まで触らなかった素材を扱い、表現の幅を広げる狙いがあるとのこと。

八虎は猫屋敷教授に「じゃあ教授たちに褒めてもらえるような作品を作っても、それって美大絵画にしかならないんじゃないんすか?」と心の音をぶちまけて、踏み込んだ話をしている。

不安の正体を言語化するってめちゃくちゃ難しいんだけど、ブルーピリオドは八虎がモヤモヤしてから、その問題を乗り越えるために、めちゃくちゃ良い言葉が用意されている。

今回八虎が前に進むキッカケになったのは猫屋敷教授と、表紙にも描かれている村井八雲という豪快な男。

ブルーピリオド8巻の中盤からは藝祭の準備として、神輿作りが描かれているんだけど、個性豊かな美大生たちのなかでも三木きねみと村井八雲のカッコよさが際立っていた。

大学生編ではより周囲の人間との切磋琢磨が描かれていきそうで、これからの展開がとても楽しみだ。

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