男女の友情は成立するのか?という質問の難しさと、答えにくさたるや。
相手を意識しまくるような人であれば、そもそも友達関係まで辿り着かないだろうし、異性として見れないというのも失礼な話で、結局は人それぞれという答えに着地する。
今回紹介する惰性67パーセントは、美術系の大学に通う主人公・古澤みなみの部屋に、毎日のように訪れる友達たちとのあいだでおこるハプニングが描かれている刺激強めの日常系漫画。
下ネタが平気でいえる関係だからこそ隙だらけ。
ラッキースケベの破壊力がとんでもないことになっている漫画でした。
惰性67パーセントのあらすじ
【ネタバレ注意】惰性67パーセントを読んだ感想
作者・紙魚丸さんの漫画
惰性67パーセントの作者・紙魚丸さんの著書には『JUNK LAND』や『QUEENS GAME』という成年漫画があります。
男女の友達関係のなかで繰り広げられる刺激強めなハプニング
自分はけっこう人見知りなので、パーソナルスペースに異性が接近したり、話しかけられるだけでも緊張します。
だから「異性としてみれない」なんて言える人は、交友関係の広さやコミュニケーション能力の高さを証明しているわけで、ある意味羨ましく感じるんですよね。
惰性67パーセントは美術系の大学に通う主人公・吉澤みなみと、その友人・北原萌に、とあるお願いをされて集まった伊藤と西田という男二人が出会う場面から物語が始まります。
そのお願いの内容が、漫研で作成することになった成人向け漫画のアドバイス。
この衝撃的すぎる出会いをきっかけに、大学に一番家が近いからという理由で、4人は頻繁に吉澤の家に集まる友達関係になるんです。
吉澤が悪酔いしたり、もともとそういう方向に興味が向いているのかラッキードスケベの連続で……。
大人のアイテムが頻繁に登場していたりと刺激が強めなのにもかかわらず『友達のそういう話を聞きたくないんだけど興味はある』みたいな『異性の前でうっかり下ネタを口走ってしまった』というムッツリスケベな空気間が絶妙に描かれていて面白い。
しかもこれだけ男女が一緒にいる空間なのに、ラブコメにはならずに、ただの友達のままっていうのもリアリティがあって凄くよかった。
眼鏡をかけた地味なヒロインがめちゃくちゃ良い
紙魚丸さんが描くヒロインが控えめに言って最高。
眼鏡×地味×巨乳という黄金比。
もう、こういう系のフェチの人には、紙魚丸さんの絵柄はぶっささりますよ。
内容がアレなので万人受けするタイプのものではありません。
男性にはもちろんのこと、頭を使わないで笑える漫画を探している人に超オススメなので、興味がある人はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
【最新刊】惰性67パーセント9巻の発売日
- Q惰性67パーセント9巻の発売日はいつですか?
- A
2022年8月19日に発売です。