「こえる大峠さんはめっちゃキツイけど達成感のある自転車ダイエットの魅力が描かれる漫画でした」
アウトドア系漫画にしては珍しいぽっちゃり体型のヒロインが、自転車めっちゃ楽しいぜってテンションじゃなくて、めっちゃキツイけど達成感がある、まるで筋トレのノリで描かれているのが魅力なんです!
✔アウトドア漫画好き必読!
✔ムチムチ体型なヒロインが好み!
✔3巻以内で読める漫画を求めている!
「ちょっと気になる…」と思ったそこのあなた!
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こえる大峠さんと相性が良い漫画読者は?
画像の漫画を読んでいるあなたは間違いなく相性が良いので、今すぐ読みましょう!

こえる大峠さんのあらすじと作品概要

あの峠を自転車で越えれば、知らない世界が待っている!
怠惰な生活ですっかり肥えてしまった大峠さん。見かねた友人のノリちゃんは、ダイエットを餌に、彼女を自転車に乗せて峠に連れ出す!大峠さんは無事、峠を越えられるのか!? 青春×自転車ストーリー開幕!!
- Q出版社や連載先はどこですか?
- A
KADOKAWAが運営しているカドコミ内のレーベル・コミックNewtypeで連載。
- Q根雪れい先生の過去作品は?
- A
根雪れい先生は『イトコのコ。』や『おかあさん(10)と僕。』を描いていました。
- Q最新刊の発売日はいつですか?
- A
2024年3月28日に発売されたこえる大峠さん第2巻で第一部完結となっています。
こえる大峠さんを実際に読んだ感想や内容は?

魅力①.スポーツではなく自転車ダイエットが描かれる意外性
こえる大峠さんはまず予想外な内容で驚きました。
ヒロインの名前が含まれているタイトル。
表紙からもわかるように、自転車漫画なのは間違いありません。
ただ、読者が期待しているようなスポーツ&趣味ではなくて、ダイエット目的で物語が始まるんです。
たしかに、自転車は有酸素運動。
ジムにそういうマシンが置いてあるくらい、カロリー消費が激しいスポーツ。
それにしても、珍しい角度で自転車を描くなと感心しました。
ヒロインの大峠さんは表紙だけだと標準体型。
でも、読み進めるとたしかにぽっちゃりしてます。
大学1年生のGW、横になりながらピザを頬張るその姿。
下着の上にのりかかる浮き輪肉のインパクトがすごいです。
大峠さんはアウトドア系の漫画であんまりいないタイプのヒロイン。
むしろ、親友の莉子さんのほうが自転車漫画の主人公っぽいです。
なにかに似ているコンビだなって思ってたんですけど……。
既視感の正体はゆるキャン△のなでしこ&リンちゃんでした。
魅力②.大阪府箕面市が舞台の聖地巡礼できる漫画
とはいえ、大峠さんはゼロからロードバイクを始めるのかと聞かれれば、そういうわけではありません。
莉子さんは大峠さんに会いに来る前に60km走ってくる脚力の持ち主ですし、入学祝いにロードバイクをくれた叔母さんも自転車に詳しそうですし、環境自体は整っています。
体重が増えたことで、重い腰がようやく上がった。
そんな大峠さんに莉子さんが用意した初心者コース。
それは、大阪府箕面市にある勝尾寺までの山道!!
初心者向けと言いながら、いきなり山道につれていく莉子さんの鬼教官っぷりに震えました。
とはいえ莉子さんはドSなわけじゃなくて、二人が暮らす大阪府箕輪市の交通や信号量の多さを考えると、山道を走る練習をしておいた方が良いという判断でした。
第1巻では二人が暮らしている大阪府箕輪市を中心に、第2巻では京都府宮津市にある天橋立や莉子さんの出身地である四国への遠征などが描かれています。
こういう実在する場所が土地が描かれていると、作品を超えてその場所に旅行したくなりますよね。
魅力③.まるで筋トレに近いリアルな感覚を伝えている
こえる大峠さんの何が凄いって、楽しさ後回しで自転車のキツさを前面に押し出していることです。
大峠さんの『これ以上軽くならないの!?そしてギアを一番軽くしてもペダルが回らない』って心の声が、マジで自転車乗りたいって思わせないんですけど、目的地到達後はめっちゃいい表情しています。
自分は通勤でしか自転車には乗りません。
本当の意味で自転車の苦楽は知らないのですが、大峠さんがまるで筋トレみたいな小さな成長に嬉しさを感じている姿には共感しました。
めっちゃキツイし、もうやりたくないって思いながら経験値を積み重ねていく感覚はわかりますし、いつの間にかルーティンになっているんですよね。
こえる大峠さんは自転車ダイエットから始まる、聖地巡礼したくなる魅力的なアウトドア漫画でした!
興味があるならぜひ読んでください!
こえる大峠さんの評価や口コミを調査しました!
2025年11月18日時点でAmazonレビュー数が160を突破。
星5が78%、星4が12%と世間的にもそこそこ高い評価です。
SNSを巡回していても「越えると超えると肥えるのトリプルミーニング好き」「聖地巡礼旅行したくなる」「ヒロインのだらしなさが愛おしい」など、概ね私の感想と同意見が溢れていました。
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