【界変の魔法使い】記憶喪失の元王子が弟子をとらない大魔法使いに拾われるファンタジー漫画

いらっしゃいませ、師弟関係が描かれる漫画に興味ありそうな、そこのあなた！

ふむ、なるほど……どこかに『ワケアリの過去を抱えている主人公が超優秀な師匠に出会って成長していくワクワク感』を堪能できる漫画はないかと探しているんだって？

ありますよ、界変の魔法使いっていう漫画なんですけどね。

大魔法使いに拾われて一命をとりとめた記憶喪失の主人公はワケアリの元王子で、大切な人を目の前で亡くしている超ハードな過去がある、そんな彼が新しい仲間と未知の世界を知ることでどう変わっていくのか……。

そんな重厚感のあるダークでファンタジーな世界観な界変の魔法使いの購読を迷っているあなたに、実際に読んだ私が背中を押して差し上げますので、大人しく布教されてください！

界変の魔法使いのあらすじ

【ネタバレ注意】実際に読んだ感想と内容は？

魅力①.読後の満足感がレべチで面白い漫画

今日のこれ読んで寝ろ漫画紹介は界変の魔法使い！

自分が小学生のころに、なけなしのお小遣いでコツコツと買い揃えた一番最初の漫画が『結界師』で、漫画好きになったきっかけであり、原点なので思入れが全然違います。

先に言っておくと、バイアスがかかっているので、他の漫画の感想・レビューみたいに客観的な視点なんかなくて、田辺イエロウ先生のファン目線みたいになると思います。

そんな話をしたところで、界変の魔法使いめっちゃ面白かった！
ってのはさすがに、露骨すぎるか……。
でも冗談抜きで、主人公が師匠と出会って弟子になるまでのストーリーが超濃厚！！！

やっぱりね、マンガが上手い漫画ってのは、ネガティブとポジティブ要素が幾重にも折り重なっていて、ちゃんと読んだ感のある漫画なんですよ。

大魔法使いに拾われて命を救われたものの記憶喪失の主人公。

あまりにもショッキングな出来事があると、人間は記憶喪失で心を守ろうとすると言いますが、彼は目の前で大切な人を失ったトラウマ級の過去があって、少しずつ自分を思い出していきます。

「うっわ、キッツいな……」
って読んでいて言葉が漏れるほどショッキングな描写。

それでもページをめくる手が止まらないのは、それ以上に続きを気にならせる情報がポンポンと提示されるからで、田辺イエロウ先生のキャラデザがよすぎるんですよ。

それこそ、結界師の夜行を思い出します。
色んな種族が一緒に生活している組織が好きな私にはぶっささるんですよね。

このキャラはなんでここにいるんだろう？
この組織の力関係はどうなっているんだろう？
って背景や過去を想像しながら読むのって楽しいんですよ。

魅力②.七色の魔法使いで神仙の師匠

で、界変の魔法使い第1巻の表紙に描かれている世無ゼムというキャラなんですけど、神様や仙人と同じ類でありながら、緑の魔力を使う七色の魔法使いの一角という属性モリモリで格好いいんですよ。

つまりは不老不死だし、性別も男性でも女性にもなれるし、最強の魔法使いなんだけど、七色の魔法使いの中では新参者っていうから、世無以上の化物が！？ってワクワクするんです。

しかも、こんな堅物そうな雰囲気でありながら、口プに弱くてツンデレ気質のある師匠ってギャップ！！

今まで頑なに弟子を取らなかった世無が、目の前でピンチになっている主人公を放っておけなくて弟子にするって、優しすぎてニマニマしちゃいますよ。

界変に、魔眼、そして結界。
田辺イエロウ先生の表現・構成力にはゾクゾクしちゃいますよ。

魅力③.先の展開を想像させる情報量の多さ

言ってしまえばまだ、風呂敷を広げただけ。
オープニングを視聴しただけで、神アニメって断定する感覚。
良く言えばスケールがデカい、悪く言えば情報過多。

その辺は好みだと思いますけど、世界観重視なファンタジー漫画は設定が詰め込まれていてなんぼだろって思う派なんで、界変の魔法使い！は読みごたえがあって楽しい漫画でしたよ。

師弟関係の魅力がつまった魔法ファンタジーに惹かれたあなた！
界変の魔法使いを一緒に読んで、ハラハラドキドキしましょう！

それでは、またのお越しをお待ちしております。

【最新刊】第2巻の発売日は？

相性のいい漫画読者は？

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