この記事ではマンガ大賞2022で第7位にランクインしたオカルトファンタジー漫画『ダンダダン7巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
6巻では邪視に憑りつかれたジジを止めるために、総力を尽くす戦いとなりました。
その続きとなるダンダダン7巻では、水に触れたら邪視が表に出てきてしまう、日常生活を送るのが困難になったジジの体質をなんとかしようと尽力する展開が描かれていきます。
ダンダダン7巻のあらすじ
【ネタバレ注意】ダンダダン7巻を読んだ感想
ジジが苦手な人にはかなりキツイ展開
ここ数年はけっこうな漫画を読んできましたけど、ここまで好きと嫌いが入り混じって、なんかよくわからん感情で読み続けている作品はありません。
マニアックなオカルトやSFネタを設定に組み込んだストーリー構成の上手さ。
そしてキャラデザや戦闘描写のカッコよさやセンスは随一なんですけど……。
コントや漫才は才能あるんだけど、フリートークが絶望的に下手な芸人をみているようで、日常会話がスベッている感じが読んでいてキツイんですよね。
オカルンとモモの二人は全然良い。
問題なのはジジというキャラクター。
陽キャとも違う、エセラッパーのモノマネをしている素人感どうにかなりませんか……。
とはいえ、これは個人的な感覚で。
ダンダダンの分かりやすい面白さを評価している人たちがたくさんいるのを知っています。
自分は魅力に感じていないだけで、普段はふざけているけど、滲み出る優しさにギャップ萌えを感じている人もいるでしょう。
これも長所と短所が表裏一体という話です。
水とお湯で入れ替わる設定に思うこと
さて、ダンダダン7巻ではジジに憑りついた邪視が、表に出てこないようにするにはどうしたらいいのか尽力するオカルン達が描かれていきます。
ジジと邪視が入れ替わるトリガーになるのは水とお湯。
水に触れれば邪視が出てきる。
お湯をかければ元に戻るという不思議なスイッチ。
巷ではらんま1/2言われてますけども。
これもなぁ……。
なんで水とお湯なのか、理由があればいいんですけど。
桃のおばあちゃんこと星子さんが、無限にある可能性を排除してこのトリガーに秒で気づくのも、つくられた流れって感じで嫌なんですよ。
ジジが水に触れて邪視になる描写も、醤油が飛び散る安易ものだし、それはしょうがないって言えない流れで、他人に迷惑かかってんのがイラっとするんですよね。
星子さんが本気でお祓いしてくれるのを、邪視を可哀相だからと、殺さないでくれと懇願しているのには、マジでお前……ってなりました。
家が半壊したり、夜からお祓いと言う名の爆音ライブしたり。
通報されて、警察沙汰になっていないのが不思議。
いくらフィクションとはいえ、こういうのめっちゃ気になるんですよね……。
邪視には独立遊軍であって欲しいという願望
邪視への対抗手段を得るためにオカルンは修行タイム。
ダンダダン7巻に関しては、おまけのターボババアが一番良かったまでありました。
その後が気になっていた、鬼頭一族について続報があったのもよかったと思います。
祓わない選択以上の優しさなんて存在しません。
邪視には最後までジジと馴れ合わず、家庭教師ヒットマンREBORN!の雲雀恭弥みたいな独立遊軍でいて欲しいところですけど、果たしてどうなるでしょうか。
【最新刊】ダンダダン8巻の発売日
- Qダンダダン8巻の発売日はいつですか?
- A
ダンダダン8巻は2023年1月4日発売です。