最近のコンビニ飯は、糖質やたんぱく質の表記がされているものも多く、どこでも安くて美味しい食事ができる日本のグルメは世界に誇れるものです。
さて、今回紹介する鍋に弾丸を受けながらは、治安の悪い場所の料理は美味い理論をもとに、世界各国の危険地帯のグルメを巡るノンフィクションエッセイ漫画。
作者含め、登場人物が全て美少女に変換されているので、ポップで読みやすく、なおかつ現地でしか食べられないグルメの数々に好奇心をくすぐられる面白い漫画でした。
鍋に弾丸を受けながらのあらすじ
ネタバレ注意!鍋に弾丸を受けながらを読んだ感想
原作・青木潤太朗の著書
本場の味×旅行×危険地帯のスリル
記憶に残る美味しい料理がどんなものかといえば、家庭料理、もしくは旅行先で味わう本場のグルメでしょうか。
自分の手作り料理がめちゃくちゃ美味しく感じるのと同じで、労力を割いて辿り着いた料理が、記憶に残るくらい感動するのは当然です。
食文化を体験するのは旅行の醍醐味のひとつ。
しかも、パンフレットに乗っているような有名なものではなく、現地の人しか知らないようなご当地グルメを味わえたなら最高ですよね。
鍋に弾丸を受けながらで描かれるのは、その究極。
現地のガイドの助けが無ければ、観光客だけでは、到底辿り着かない危険地帯にある美食。
名店で修行を重ねたシェフがいるどころか。
管理が行き届いているのか衛生面が不安になるレベル。
しかし、そういう場所こそ20点か5万点の料理が食べられると言います。
砂糖をかけて食べていると信じて疑わなかったアボカド。
輸入では不可能な、腐る直前まで完熟したパイナップル。
衝撃を超えた感動。
美食との出会いが本作では描かれています。
しかもこれが、ほとんどノンフィクションだというから驚きです。
登場人物が全員美少女に変換されている
本作の主人公の女性は、原作の青木潤太朗さん本人。
彼の特殊能力?によって、全人類美少女に見えるらしい。
ゴリゴリのマフィアも、彼のフィルターを通せば、素敵なお姉さんたちに生まれ変わります。
そのおかげで、不穏な空気は一切感じません。
コミカルで読みやすくなっています。
映像であれば、なんてことをするんだ。
と思うところですが、漫画だと正直、ありがとうございますってのが本音ですね。
A5サイズで少し大きいですけど、表紙の質感がいいので、電子と紙を使い分けている人には、現物の購入をおすすめします。
鍋に弾丸を受けながらというタイトルのセンスもいい。
作中のコラムが、好奇心をくすぐる面白さ。
読んでいて楽しいエッセイ漫画でした。
【最新刊】鍋に弾丸を受けながら4巻の発売日
- Q鍋に弾丸を受けながら4巻の発売日はいつですか?
- A
2023年12月11日発売予定です。