当記事は、2025年12月9日に発売された大人気バトルファンタジー漫画『バーサス第6巻のネタバレ注意な感想』を書いていますので、未読の方はご注意ください。
第5巻では無法者の首領・リンリや大首長・ギンバックなどボス級のキャラが続々と登場しました。
さて、そんなバーサス第6巻では、リンリに深手を負わせた寄生界の超侵略者を怒神界のヤオツサマが瞬殺したり、魔勢界の第11魔王ジャチが規律界のロボットと接敵したりする展開が描かれています。
バーサス6巻のあらすじ

無法界エリアで無法者の首領・リンリとの交渉に臨んだゼイビィ。
同じ人類として共存の道を提案するが、それは叶わぬ願いでした。
そんな中、暴緑界の暴獣が寄生界のパラサイトに侵され、さらにその場に居合わせた無法者たちとも融合し、超侵蝕者が発生したのです。
絶望的な状況に、その場にいた全員は誰からともなく祈りを捧げ『怒神界』の神が顕現し――。
バーサス6巻は何話から何話まで?
バーサス6巻は第25話『超越』から第29話『魔王VSロボット』まで収録です。
【ネタバレ注意】バーサス6巻を読んだ感想

見どころ①.超侵略者を瞬殺するヤオツサマが怖すぎる
「僕たちは、救われる…!」
これが希望や歓喜じゃなくて、絶望のセリフなことってあるんだ。
額には脂汗をにじませ、頭を抱える怒神界のナウライ。
彼の表情から、今がどんなにヤバイ状況なのかがうかがえます。
無法者の首領・リンリに深手を負わせた超侵略者。
ふふふ、奴は四天王の中でも最弱……じゃないけど、所詮人間。
バケモノ相手に負けるのはそりゃそうだって感じなんですけど。
その、超侵略者を食事するヤオツサマの強さがいかれてます。
フォークを持った巨大な手が空から生えてくる。
平地に火山を生み出して、超侵略者焼いて食べる。
「救われて、そして…思い知る。救いの代償の果てしない大きさを」
ギンバックよりも余裕でデカいです。
後ほど人型サイズになるけど、第一印象で言えば誰がコイツに勝てる!?くらいヤバイです。
「神を知らなかったのか?お前」
ヤオツサマの何がヤバイって、まるで無邪気な子供なんです。
無駄にフレンドリーで敬われるの大好きな承認欲求モンスター。
何が逆鱗に触れるかわからないのが怖すぎます。
立ち回り次第で上手く利用できそうですけど……。
ゼイビィの心労が心配です。
見どころ②.ハイジの正体がまさかの新人類だった!?
第26話『惨事』では、ゼイビィたちを待っているグループの現状が描かれていて、ゼイビィたちが危機的状況迎えているいっぽうで、彼らにも魔の手が迫っていました。
無法界のキョウカイ兄貴分のギサンギなる者一行に空き巣を狙われるんですけど、なんやかんやあってこのピンチを乗り越えたのは新虐界のハイジのおかげでした。
そう書くと、救世主が爆誕した!?
って思われるかもしれませんけど、実際は天敵側の人間だったのです。
ハイジは新虐界の新人類に負傷させられたと私は思っていました。
でもそれはミスリードで、ハイジは規律界のロボットに敗北した後に、他の人類に救出されていたのです。
人類連合軍の裏切り者になるのか、それとも心変わりするのか?
これからの展開が楽しみです。
見どころ③.第11魔王ジャチVS規律界のロボットの学習能力
バーサス6巻第27話『END』からは、第11魔王ジャチと規律界のロボットの戦いが描かれています。
新虐界の天敵であるハイジをすでにボコってるロボット。
魔王の中では比較的強そうなジャチがどう戦うのか?
というか、普通にパワー負けしそうなロボットが戦えんの?って話ですよね。
規律界のロボットのヤバさは学習能力にあります。
大量生産、手数の多さで相手の引き出しを学習する。
データをもとに自分たちはどんどん強くなる。
相手の技をどんどん吸収して無尽蔵に強くなっていきます。
ジャチとは別の場所で戦っていた第38魔王ロイヤローチは、部位開放だけでなく全開放という全力で戦ったうえで敗北しているので、次に描かれるロボットはさらなるバケモノになっていそうですね。
私はロイヤローチのロリババアみたいな口調とゴキブリ風にしては格好いいビジュアルが好きだったので、ここで退場したのはとても残念でした。
【最新刊】バーサス7巻の発売日
- Qバーサス7巻の発売日はいつですか?
- A
発売間隔から予想すると、2026年7月以降になると思います。




