2025年5月9日に発売された漫画『バーサス第5巻』のネタバレ注意な感想です。
第4巻では魔勢界の第11魔王ジャチが巨人界の狂腕のゴーリーを瞬殺した後に、天鬼界のマダラ―星人・ウーキィをボコる展開となりました。
その続きとなるバーサス第5巻では、巨人界の大首長・ギンバックや無法界の七惡のひとつ“キョウカイ”の首領・リンリなど、各世界のボス級キャラが続々登場し始めますよ!
バーサス5巻のあらすじ
13種の天敵を抱えた新たな世界で、離れ離れになってしまった勇者ハロゥと魔導士ゼイビィの兄弟は、それぞれ別世界のエリアで人類が生き残る道を模索していた。
天敵同士の衝突も苛烈を極める中、勇者ハロゥの行方を追う魔勢界の魔王ジャチは、巨人界エリアにて、巨人族の頂点に君臨する大首長ギンバックと相対すこととなり―――。
【ネタバレ注意】バーサス5巻を読んだ感想
バーサス5巻は何話まで描かれる?
バーサス5巻は第20話『パワー‼‼‼』から第24話『藁にも縋る』まで描かれていますよ
巨人界の巨人族大首長ギンバックが登場する
本当にそうなのかは不明ですけど、ついにボス級の天敵が姿を現し始めて、誰が勝つのか、どういう戦いになるのかますます混沌を極めて面白くなっているバーサス第5巻です。
魔王VS大首長VS首領ということで、まずは第4巻の最後に登場した大注目のギンバックとジャチの戦いから、緊張感のある場面から物語が始まります。
とはいっても、第19魔王のニュドーが介入してきて、ギンバックは第23魔王ディーガナザルというお嬢様風のおもちゃを欲しがる系のやつと戦うことになるんですけど……。
もう、ギンバックの圧勝で勝負にならないって感じ。
その戦いはハンターハンターの陰獣VSウボォ―ギンを彷彿とさせました。
ギンバックは敗北した息子に涙したかと思いきや、負けたことにブチギレたり、かと思えばジャチの実力を認める発言をする冷静さも持ち合わせていて、なんかすごいんですよね。
力こそ正義ってキャラで、誰がコイツに勝てるんですかね?
キョウカイ首領リンリとの交渉にゼイビィが挑む
第22話『人間たち』では無法界に飛ばされたゼイビィたちが、無法者と接触を試みます。
人類の敵は人類の、無法界。
ぶっちゃけ、今の状況においては魔勢界と並んでドベ争いって感じで、弱そうですよね。
とはいえ、他人を信じようとする勇者と他者を平気で切り捨てれる無法者では、どっちが生存競争に勝つのかって問われたら、まぁ愚問ですよね。
ゼイビィは無法者にわざと捕まって、相手のボスに接触するわけですけど……。
登場するのは七惡と呼ばれる七つの無法者集団のひとつ、通称“キョウカイ”の首領・リンリ。
第5巻の表紙に描かれている男がそうですね。
というか、七惡ってことは似たようなヤツがあと6人もいるのか。
敵から略奪する、いかにも悪い人間の戦闘スタイルですけど、どこまでいっても人間なんですよね。
リンリ自体はそこまで強くなさそうですし、奥の手を隠しているのか、それともそのまま弱そうって印象で終わるのか……。
パラサイトがボス級モンスターに覚醒する
無法者たちとの協力要請が徒労で終わった第24話『藁にも縋る』では、暴緑界の天敵であるボウクングマの乱入によって生じた混乱に紛れて、ゼイビィはなんとかその場を離れることに成功します。
いっぽうで、リンリは呪滅界の煉魂器Ca-G-66を使ってボウクングマを退治するんですけど、これが人間の魂を弾丸に変換するとんでもない武器なんですよ。
こんな道具が許されるなら、呪滅界の一強じゃんって思うんですけど、きっとギンバックとかには効かなそうですよねw
そんなボウクングマもパラサイトに寄生されていて、無法者たちを取り込みながら際限なく成長していき、寄生界の超侵略者〈スーパーヴルムス〉へと覚醒してしまいます。
こんなギンバック級のドデカい化物どうすんの!?
ってところから、さらに天敵の乱入で次回に持ち越しってところで、この戦況が二転三転していくひりつく感じ、他では味わえませんよ!!
【最新刊】バーサス第6巻の発売日
- Qバーサス第6巻の発売日はいつですか?
- A
発売間隔から予想すると、2025年11月以降になると思います。