犬だと思って育てたらタヌキだったって嘘のような話はよく聞きますけど、調べてみたらタヌキの赤ちゃんは想像以上に子犬とそっくりで、これは騙されるわって納得しました。
さて、今回紹介する佐橋くんのあやかし日和は、ヒヨコを買ったつもりが火の鳥だったという摩訶不思議な体験をきっかけに、怪しげなヒトやコトに遭遇していく非日常系SF漫画。
チキンラーメンのキャラクターをさらにふてぶてしくしたような火の鳥・カラアゲが可愛いのはもちろん、小学生の主人公の表情やリアクションが良くて、世界観も雰囲気も読んでいて心地いい漫画でした。
佐橋くんのあやかし日和のあらすじ
【ネタバレ注意】佐橋くんのあやかし日和を読んだ感想と内容紹介
作者・三卜二三が描いた漫画
小学生×ペットの組み合わせが可愛くて癒される漫画
今日のこれ読んで寝ろ漫画紹介は佐橋くんのあやかし日和!
発売日に買い逃してから数カ月が経って、タイトルすら忘れていたんですけど、このふてぶてしい鳥の表紙だけは記憶にこびりついていて、本屋で偶然手に取ることができました。
チキンラーメンのキャラクターに通ずる可愛さがありますよね。
異世界漫画だと幼い子供が主人公の作品は、外見と大人びている中身のギャップが、あまりにも違和感がすごくて受け入れられないことが多いんですけど、その他のジャンルに関してはむしろ逆な印象を受けます。
母数が少ないから、良い印象が強く残っているんだとは思うんですけど、事情を知らない転校生がグイグイくるとかよつばと!とか、読んでいてニッコリできる漫画が多いんですよね。
佐橋くんのあやかし日和もまさにそういうタイプの漫画。
コメディまではいかないけど、言動や表情はとてもコミカル。
動物番組を見ているような微笑ましさがあって、読んでいてとても楽しい漫画です。
火の鳥の名前はカラアゲ。
ヒヨコと思われて持ち帰られた初日に、自分の餌には目もくれずに、からあげを頬張って肉食バレして、名前がカラアゲになった経緯には笑いました。
ヒヨコを買ったと思ったら火の鳥だったという物語の導入を皮切りに、クラスメイトも先生も、周囲の人たちが普通の人間じゃないことに気づいていく主人公。
明言はされていないんだけど、現実よりも非日常が身近にある世界観と雰囲気?驚きはするんだけどスッと違いを受け入れるはやさが、読んでいて心地よくて好きなんですよね。
疲れているときでも読みやすいタイプのほのぼの系漫画
大人になったからなのか、精神的に疲れているせいなのか。
1日1冊はおろか、3日に1冊もあやしいくらいに漫画を読めなくなってきていて、そんな疲れている自分でも佐橋くんのあやかし日和は比較的すんなり読める漫画だったのをお伝えしておきます。
たぶん、自分と同じようにくたくたになっている社会人多いと思うんですよ。
映画は当然、アニメもみるのが億劫だってそこのあなた!
佐橋くんのあやかし日和はマジでちょうどいいぞ。
まずね、絵が可愛いのはもちろん、一コマの密度感とか、空白の使い方とか、直感的にうまいって感じる雰囲気のあるタッチで、自分はめっちゃ好きなんですよね。
単行本の好評を受けてシリーズ化が決定したみたいなので、1冊の情報量は多いんですけど、それが気にならないくらいスッと読める、ストーリー構成のうまさも感じます。
日常系SF漫画が好きなあなたにはもちろん、ほのぼのとした雰囲気の漫画を探しているあなたに超おすすめなので、興味があるならぜひ読んでみてください!
【最新刊】佐橋くんのあやかし日和2巻の発売日
- Q佐橋くんのあやかし日和2巻の発売日はいつですか?
- A
発売間隔から予想すると、2025年6月以降になると思います。
【無料】佐橋くんのあやかし日和を試し読みする方法
佐橋くんのあやかし日和はイースト・プレスが運営しているマトグロッソで第3話まで無料で読めますよ!
最後にこれを読んだことがあるなら相性がいいよ!って漫画をいくつか紹介したいと思います。