この記事ではマンガ大賞2025で第4位にランクインしている大人気ファンタジー漫画『図書館の大魔術師3巻のネタバレ注意な感想』を書いています。
2巻はカフナになるために悪夢の筆記試験に挑む展開でした。
その続きとなる図書館の大魔術師3巻では、面接と協調性を試される実技試験が描かれていきます。
図書館の大魔術師3巻のあらすじ
司書試験を受ける為、シオは故郷を離れて本の都・アフツァックへやってきました。
司書試験は筆記・面接・実技の3つです。
筆記を終えたシオは面接に挑みます。
しかし、緊張からかある失態をしてしまいます!?
そして最終試験では曲者達とチームを組むことに…。
司書試験編クライマックス! 待望の第3巻です!
図書館の大魔術師3巻は何話から何話まで?
図書館の大魔術師3巻は第10話『仮面と魔術師』から第14話『私が育てた少年』まで収録。
【ネタバレ注意】図書館の大魔術師3巻を読んだ感想は?
シオ=フミスは水のマナの性質を持っている
三日三晩続いた、悪夢の試験を無事に乗り越えたシオ。
簡易審査によって、800人から100人合格者が絞られます。
なんとか、面接へと駒を進ることができたシオ。
圕の幹部にだけ許された特召装を身にまとった女性との面接。
その緊張感ったらもう凄いですよ。
シオはちゃんと受け答えできているのか分からなくなります。
極度の緊張状態とは逆に視界は広がる。
別の試験者まで見える不思議な感覚に陥ります。
関係者とは違う人影を視界が捉えたところで。
突然、シオは涙が溢れ出して止まらなくなってしまうのです。
というのも、面接を見ていた圕のお偉いさんのイタズラによって、シオのマナが反応してしまった。
他の作品でいうところの、魔力をマナと呼ぶみたいですね。
光・土・水・雷・樹・炎・宙・不明の8つのマナがある。
不明って、不明があるのか、不明なのか。
どっちなのか気になりますね。
クセモノ揃いのなかで協調性が試される第三試験
実技試験で取り返そうと意気込んでいるシオ。
そんなシオに話しかける少女がひとり。
表紙に描かれているケモミミ少女・オウガです。
キャラ付けでは関西弁が使われることが一般的。
語尾の「~さぁ」はまるで沖縄の方言みたいで可愛いです。
第3試験は実技。
三人一組で課題をこなす協調性をためされる内容。
各班違う課題&制限時間が与えられている難解なものです。
シオがチームを組むのは、オウガと……。
田舎者を見下しているナチカという少女。
難アリな組み合わせで第三試験に挑みます。
試験の内容は壊れた本と表装・本文が一枚ずつ与えられて、架空の来館者に対する書物の案内です。
圕にある膨大な書物からたった一冊を導き出す、司書の仕事らしい超難題。
ナチカは自意識過剰で超慎重という性格から、シオのことを見下していて、険悪な雰囲気のまま試験が始まってしまいます。
いっぽうで、自己評価が低いシオは
「君にしかできないことが必ずある」
というセドナの言葉を思い出して奮起する姿が描かれています。
試験の過程も結末も、予想外で面白かったです。
とくに『いっぱいある…!言われなくてもやっちゃいけないこと…それを一言で……常識…!!』の顔は忘れられませんwww
シオの金剛仙水という技がお披露目される
図書館の大魔術師3巻の後半は街中で精霊が暴れだす不穏な展開に。
シオが8つあるうちの水のマナの使い手であること。
そして騒動の中でシオがみせた”金剛仙水”という技。
これは、人体の6割を占める水分を強化するものです。
水って操作系みたいなイメージがあるなかで、ゴリゴリの肉体強化は面白い着眼点ですよね。
他にもシオに流れる半分の血がポピ族のものだと明らかになったり、恩人であるセドナが姿をみせるなど、最高に面白い図書館の大魔術師3巻でした。
図書館の大魔術師4巻の発売日はいつ?
- Q図書館の大魔術師4巻の発売日はいつですか?
 - A
2020年6月5日に発売されました。
 

  
  
  
  



      
      
      
      
      
      
      
      
