この記事では累計1100万部を突破し、2024年にアニメ化予定の大人気ヒーローファンタジー漫画『怪獣8号10巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
9巻では日本各地に怪獣が出現し、四ノ宮キコルや保科副隊長がナンバーズを背負って戦う初陣が描かれました。
その続きとなる怪獣8号10巻では、戦力を分散して対処している防衛隊に対して、ピンポイントで相性がいい怪獣をぶつけてくる、圧倒的不利な首都攻防戦が描かれていきます。
怪獣8号10巻のあらすじ
【ネタバレ注意】怪獣8号10巻を読んだ感想
1話目がバズることへの一長一短を感じる漫画
怪獣8号も二桁巻到達&累計1100万部突破。
めっちゃすごいし、おめでたい反面、数字ほど盛り上がって無いよなって感じる自分もいます。
これは怪獣8号がどうのこうのではなく、SNSでバズった漫画が陥りやすい悪循環だと思います。
1話目もしくは1巻がバズった漫画はグンっと一気に売れて、一躍人気漫画に躍り出るんだけど、高すぎたハードルに内容が追いつかないみたいな……。
出版社はこれだけ売れてます!メディア化も決まってます!って宣伝して売り出すんだけど、その謳い文句につられた読者の爆上がりしたハードルは、だぶん越えられないんですよね。
主人公交代したほうがいいレベルで頑張り過ぎな四ノ宮キコル
でも、マジで10巻にして、ようやくコレがみたかったのよって展開が来ました。
それは、ここで負けたらもう終わりじゃんってレベルのピンチです。
しかも、個人ではなく組織全体の。
今回もそうなんですけど、怪獣8号は困難な状況を四ノ宮キコルひとりに押し付けすぎですよね。
主人公の存在感すら薄くなるレベルで四ノ宮キコルの人生が波瀾万丈すぎますから、他のキャラクターの印象がほぼゼロで、もったいないなーって感じていました。
群発災害に対応するため、全国に戦力を分散させた防衛隊。
怪獣9号は防衛隊の主戦力を各個撃破するため、相性の良い怪獣をピンポイントでぶつけてきます。
四ノ宮キコルが戦うのは裏表紙にも描かれている黒キコル。
なぜか四ノ宮キコルと瓜二つな姿をしている怪獣15号。
限界を超えて母親・ヒカリに追いついてもなお倒せないヒリつく展開はめっちゃ面白いし、ここからどう覆すのかって読んでいてワクワクしました。
だからこそ、余計に解放戦力の数字が気になって仕方が無い。
94%って、もう底が無いやんって思いませんでした?
今こんなにギリギリの戦いしてたら、残り6%の潜在能力で勝てるんかと心配になりますよ。
とはいえ、各隊長クラスが勝たんと終わりな個人戦は激アツ。
鳴海弦には呪術廻戦の五条悟にみたいに無双してほしいところですけど、果たしてどうなるか。
怪獣にも別名が欲しいとあらためて思う
まぁタイトルがあれですし、凄く今さらなんですけど。
今回怪獣11から15号までずらーっと勢揃いしたのはいいものの、台風ですらちゃんと別名があるんだから、大型怪獣くらいちゃんと名前つければよかったのに……。
もっと派手さが欲しいなって思うところですが、これからに期待しましょう。
怪獣8号11巻の発売日
- Q怪獣8号11巻の発売日はいつですか?
- A
2023年12月4日発売予定です。