子供の頃に読んでいた少年漫画『トリコ』の、美味しいものを食べてグルメ細胞が活性化する描写には厨二心をくすぐられたもんで、令和の若者にもぜひ読んで欲しい名作漫画のひとつです。
さて、今回紹介する炭鉱ドワーフめしをくうは、岩を砕いて小銭を稼ぐ探鉱者の主人公が、命懸けの仕事に夢とロマンを、束の間の休息に食事の楽しさを見出すグルメファンタジー漫画。
土を食べれば生きていける独自の設定があるドワーフが食に興味を持つストーリーがいいのと、ちゃんとファンタジーらしい料理が登場したり、世界観になっているのが魅力的な漫画でした!
探鉱ドワーフめしをくうのあらすじ
【ネタバレ注意】探鉱ドワーフめしをくうを読んだ感想と内容紹介
作者・四方井ぬいが描いた漫画
魅力①.土を食べるドワーフが食事に興味を持つ設定
今日のこれ読んで寝ろ漫画紹介は探鉱ドワーフ飯をくう!
自分は毎週、近所にあるコンビニの新商品をチェックするくらい、買い食いも夜食も好きで、健康には悪いですけど、朝食を超簡易に済ませて夜食分のカロリーに余裕を持たせています。
たまに食に興味が無いって人いますけど、菓子パンとかジャンクフードが好きな自分からするとマジで意味わからないし、体重管理が楽そうで、ある意味羨ましく感じます。
さて、探鉱ドワーフめしをくうはそのタイトル通り、岩を砕いて小銭を稼ぐ探鉱者であるドワーフが食事に楽しみを見出す物語なんですけど、そのドワーフが普通じゃありません。
ダイエットしている人が水をたらふく飲んで空腹を誤魔化すみたいなノリで、土を食えば数日間は飢えをしのげるとか言っていて、限界ギリギリの生活をおくっています。
今まで読んできたグルメ漫画にはいなかったタイプの主人公なんですよね。
食に興味のなかった彼女が、何をキッカケに美味しい食事を求めるようになるのか?ってところがこの漫画の魅力を底上げしています。
魅力②.人の優しさを感じる温かみのある物語
探鉱ドワーフめしをくうの何がいいって、限界生活をおくっている主人公を気にかけているみんなの優しさが、実家で飲むお味噌汁くらい温かくて、読んでいて心に沁みます。
いつ休んだのか覚えていないくらい不眠不休で働いている主人公・ルチルに、ちゃんと休めと叱ってご飯をおごってくれる監督も、お弁当を持たせてちゃんと帰ってきなさいと心配してくれる鍛冶屋のお姉さんも、キャラクターがみんな素敵なんですよ。
魅力③.ファンタジーらしいロマンを感じる世界観
それでいて、ちゃんとファンタジー漫画としての魅力を忘れていないのが、本作をさらに好きになるポイントで、ルチルはどんな願いも叶うと言われている天然魔石を探し求めています。
ルチルにはこれといった願いがあるわけではなさそうなんですけど、それでもクソみたいな町で、命懸けの仕事をしているそれだけの理由がちゃんと用意されています。
売ってお金にするだけの魔石ですら凄い綺麗なんだから、本物はどんなもんなんだって読んでいてワクワクしますし、こういうロマンを感じる漫画っていいですよね。
しかも貝殻パスタとか、モチウオとか……。
ファンタジーらしい独自の食べ物が出てくるのも、読んでいて楽しませてもらいました!
グルメファンタジー漫画が好きなあなたにはもちろん、ロマンを感じる漫画を探しているあなたに超おすすめなので、興味があるならぜひ読んでみてください!
【最新刊】探鉱ドワーフめしをくう2巻の発売日
- Q探鉱ドワーフめしをくう2巻の発売日はいつですか?
- A
続編の制作決定が告知されているので、気長に待ちましょう。
【無料】探鉱ドワーフめしをくうを試し読みする方法
探鉱ドワーフめしをくうはイースト・プレスが運営しているマトグロッソで第3話まで無料で読めますよ!
最後にこれを読んだことがあるなら相性がいいよ!って漫画を紹介したいと思います。