【亜人ちゃんは語りたい10巻】陽子と日下部雪の力がデュラハンの町京子に普通の日常を体験させる

この記事では累計270万部を突破し、2016年にはアニメ化もされた、科学とオカルトが交差するラブコメ漫画『亜人ちゃんは語りたい10巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。

9巻では小鳥遊姉妹の過去や、教師としての役割など、しんみりするような話が描かれました。

その続きとなる亜人ちゃんは語りたい10巻では、キジムナーの比嘉薫が目撃した空間の歪みを利用して町京子に奇跡を起こす実験や、先生達の恋の進展が描かれます。

亜人ちゃんは語りたい10巻のあらすじ

【ネタバレ注意】亜人ちゃんは語りたい10巻を読んだ感想

ついに亜人ちゃんも大台となる10巻に到達。
累計270万部を超えました。
個人的にはもっと評価されていい作品だと思うんですけどね…。

ラブコメ？日常系？オカルトSF？
そのすべてをバランスよく描きながら、落ち着いた雰囲気にまとめあげる。

わちゃわちゃしたラブコメもいいんですけど、こういう系統の作品が増えてくんないかなぁと、亜人ちゃんを読んだ後に毎回思うんですよね。

さて、亜人ちゃんは語りたい10巻では、デュラハンの首が無い特徴と、ざしこの存在は異空間が関係しているんじゃないか？という考察の続き。

直観力が高まり、予知レベルに到達したキジムナーの比嘉薫が、町京子の首を繋げる方法が思い浮かんだという話から始まります。

町京子の首を繋げる実験。
場所、日付、時間、人員、体調。
全てのパーツが揃ったとき。
一時的に町京子は普通を体験できるといいます。

鍵になるのは、なんと雪女の日下部雪。
本来、雪女はどういう伝承で性質なのか？
温度を下げるとはどういうことか？
雪女をサイキッカーと捉える視点が、相変わらず面白いですね。

難しい話なので、腑に落ちるかはともかくとして。
普段とは違う視線の高さに困惑している町京子は可愛らしく、生徒を温かく見守る高橋先生のように感傷的な気分になりました。

亜人ちゃんは語りたい10巻の後半では高橋先生と佐藤先生の恋の行方が描かれます。

デートを重ねて、幸せそうな大人組。

珍しく押せ押せな雰囲気の佐藤先生でしたが、高橋先生の反撃にあえなく撃沈していて、防御力が低すぎるいつも通りの可愛らしい姿をみせてくれました。

次で最終巻とのことですが、どうやって物語を締めくくるのか、楽しみですね。

【最新刊】亜人ちゃんは語りたい11巻の発売日

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