透明ブックカバーの役割は指紋やほこりから大切な書籍を守ること。
漫画をある程度所有していると、保存状態について考えるようになってくると思います。
友人に漫画を何回も貸したり、メルカリやブックオフで売る予定があるなら、傷や汚れには注意するべきでしょう。
所有数が少ないならそれでもいいのですが、欲しいサイズや枚数が足りなかったりするので、まとめて購入するのならネット通販がおすすめ。
この記事ではいくつかの透明ブックカバーを紹介しますが、結論からいうと私は【コミック侍のUVカット透明ブックカバー】を購入する予定です。
透明ブックカバーの素材の違いと特徴
透明ブックカバーは主にOPPとCPP素材のものがあって、OPPは【Oriented Polypropylene/二軸延伸ポリプロピレン】の略で、光沢があって透明度が高く、コスパが良いという特徴があります。
いっぽうのCPPは【Cast Polypropylene/無延伸ポリプロピレン】の略で、こちらは透明度はOPPに劣るものの、強度が高くて裂けにくいという特徴があります。
CPPは引き裂きに強い特性が影響して、フィルムの端がガタガタしているので、気になる人はOPP素材の透明ブックカバーを選ぶようにしましょう。
透明ブックカバーの選び方
まずはサイズを確認する
各コミックのサイズ表
- 新書判(ジャンプなどの週刊少年誌系コミックス)
- B6判(アフタヌーンやハルタなどの青年誌系コミックス)
- A5判(まんがタイムきららなど)
購入するときはサイズが合っているか確認を忘れないでください!!
価格を重視するなら【コミック番長/opp/30ミクロン】
ポイント
opp/30ミクロン厚/100枚入りというスタンダードな構成で、価格は600円程度になります。
マットな質感が好みなら【ミエミエ マットタイプ】
ポイント
装着しにくい&テープが剝がしにくいので、細かい作業が苦手な人にはおすすめできませんけども、手に馴染む質感の良さは格別です。
日焼け対策を重視するなら【コミック侍/UVカット/50ミクロン厚】
ポイント
50枚入りで1200円~1400円程度しますが、そのぶんUVカット率が通常の6倍程度、50ミクロン厚あるので持ったときにフィルムの動きが気にならない等、価格に見合った商品です。
強度を重視するなら【コミック姫/cpp/40ミクロン厚】
ポイント
強度が高いCPP素材/40ミクロン厚/100枚入りで900円から1100円程度の価格という、全てがちょうどいいバランスで構成されているのがコミック姫。画像の通り透明度の差は微々たるものです。
講談社・秋田書店の漫画にピッタリなサイズが欲しいなら
ポイント
ジャンプコミックスよりも高さが少し低い講談社のマガジンや、秋田書店のチャンピオンコミックスにピッタリ合う透明ブックカバーです。
コレクター向けの透明ブックカバー【展示用OPP袋】
ポイント
漫画の天と小口の日焼けを気にするなら無いよりマシで、2022年現在の漫画の保存方法としては、UVカットの透明ブックカバーと併用するのがベストだと思います。
まとめ
色んな透明ブックカバーを使用して気づいたこと
- oppもcppも透明度の差はそんなに無い
- 本棚に置くだけならoppの強度で充分
- UVカットは手放す気が無い1割の漫画にだけ使用
- その他9割にはコスパの良い透明ブックカバーで充分