この記事では2024年1月より第2期アニメが放送され、さらには劇場版の制作も決定しているラブコメ漫画『僕の心のヤバイやつ11巻』のネタバレ注意な感想と見どころを紹介します。
10巻では受験勉強の夏合宿で鎌倉を訪れた山田や京太郎たちの姿が描かれましたけども、第11巻ではSNSで山田がバズった影響でプライベートがどんどん縛られていく心苦しい展開が描かれていますよ。
僕の心のヤバイやつのアニメを視聴する方法
僕の心のヤバイやつ11巻のあらすじ
- karte.141 僕は間に入る
- karte.142 僕は雑念だらけ
- karte.143 僕は油断している
- karte.144 僕らはウソをついた
- karte.145 僕はフラれた男
- karte.146 僕は祭りどころじゃない
- karte.147 僕らはバレていた
- karte.148 僕らは花火を知る
- karte.149 僕は真面目に語りたい
- karte.150 僕は文化祭へ行く
- karte.151 僕は諦めなかった
- karte.152 僕は監督になった
- karte.153 僕らは創り上げた
- karte.154 僕はどこにいても君を見つける
【ネタバレ注意】僕の心のヤバイやつ11巻を読んだ感想
山田の会話スキルの高さに驚愕する
僕ヤバ第11巻冒頭の『karte.141 僕は間に入る』では、山田と半沢さんとのデートと言う名の渋谷でのショッピングが描かれるんですけど、山田のコミュ力の高さ、言葉を返すスキルの高さに驚かされました。
山田の「Tシャツ可愛いね、好きなキャラ?」って探り探りの言葉に返ってきたのは、どこかの商店街で購入したねこシャークってキャラのパチモンだと、それに対して山田は「正規品じゃないんだ、掘り出し物だね!」ってあくまでポジティブな言葉を返すんですよ。
渋谷はよく来るって聞いて、あんまり無いって言われたから、あんまりってことは……、気恥ずかしそうに本当は一度も無いって変わったから「ほんと?やった~初めて好き!」は会話が上手すぎる!!
なんてことはない日常回だったんですけど、山田のぽんこつじゃない部分に度肝を抜かれるエピソードでした。
山田の芸能人の立場を考えて自己犠牲になる京太郎
僕ヤバ第11巻の『karte.145 僕はフラれた男』は題名から不穏な空気が漂っていますけども、言葉通りです。
空気の読めないクラスメイトのフラッシュモブの餌食になった山田と京太郎は、その場を利用してあえてフラれたことにするんですけども、限られた人数の秘密だとしても心苦しい展開が描かれました。
二人だけの秘密と言えば聞こえはいいですけども、自分たちの言動に枷を課すのはかなり大変なことです。
山田が大人っぽすぎて忘れかけますけど、二人は高校生どころかまだ中学生のガチの子供ですから、遠距離恋愛みたいな我慢をするには早すぎますよね。
山田のSNSでの動画がバズった影響で、校内でのスマホ使用は禁止に、そして芸能事務所の判断で学校行事への参加すらできなくなるレベルで二人の恋愛には制限がかかってしまいます。
逢えない時間が愛を育てるなんて言葉も聞きますけども、この状況で京太郎はどうするのか?
高校受験を意識して頑張っていることタイミングで、京太郎は合格するまで外で合うのを控える宣言をするんです。
言動の端々から山田を守れる、山田に見合う男になるんだという気概や成長を感じて、応援したくなります。
【最新刊】僕の心のヤバイやつ12巻の発売日
- Q僕の心のヤバイやつ12巻の発売日はいつですか?
- A
発売間隔から予想すると、2025年5月以降になると思います。