「職人の手作りって言葉には、コスパの壁を越える魅力ってありますよね」
はい、そんなあなたにピッタリな漫画を紹介したいと思います。
『クプルムの花嫁』
この作品は、新潟県の職人の街・燕三条地域で代々続く鎚起銅器職人が主人公の物語で、ヒロインにして幼馴染のギャルとのピュアな婚約生活が描かれるんですよ!
✔じれったいラブコメ漫画好き必読!
✔恋人関係から始まる恋愛漫画を読みたい!
✔特殊な仕事内容に知的好奇心をくすぐられる!
「ちょっと気になる…」と思ったそこのあなた!
今すぐ『クプルムの花嫁』をチェックしましょう。
二人の甘々な関係性にニヤニヤが止まりません!
クプルムの花嫁は無料で読める?
クプルムの花嫁はKADOKAWAが運営しているWebマンガアプリ『カドコミ』で第2話まで無料で読めますが、それ以降はアプリ内のゴールドやコミックスの購読が必要です
クプルムの花嫁のあらすじと作品概要
寡黙な職人×金髪ギャルのイチャラブ婚約生活、始まります!
高校を卒業したてのギャル・しいなは
突然こんな言葉を鎚起銅器職人の彼氏・修に投げかけられた。
「結婚しないか――?」
血痕? いやいや、結婚です。
超うれしいけど、彼の家は職人一家!?!?
仕事とか歴史とかよくわからないけど、大好きな彼のためにうまくやります! やってみせます!
愛のパワーとギャルの力で全部のりきるもんね~♪
新潟県・燕三条地域を舞台に繰り広げられる、職人とギャルの、ちぐはぐだけどラブラブ婚約生活をお楽しみに!
⇨ネタバレ回避してクプルムの花嫁を読む
【ネタバレ注意】実際に読んだ感想と内容は?

魅力①.職人の街とも呼ばれる燕三条地域が舞台
今日のこれ読んで寝ろ漫画紹介はクプルムの花嫁!
新潟県燕市と三条市は、金属加工業が盛んな地域で、料理をする人やアウトドアが好きな人なら聞いたことがあるよっていう有名なメーカーがけっこうあるらしいんですよ。
自分は別にアウトドア趣味は無いんですけど、スノーピークとかキャプテンスタッグはさすがに知っていますし、それらが同じ地域から出てくるって凄いですよね。
魅力②.価格の裏にある職人の労力やこだわりを学べる
その中でも本作は、鎚起銅器を題材に描いている漫画で、タイトルに含まれているクプルムはラテン語で銅を意味するんだとか。
鎚起銅器職人とのラブコメだから、クプルムの花嫁。
タイトルからセンスを見せつけてくれますね。
自分はこの漫画を読んで鎚起銅器という存在を知りました。
気になって調べてみると、まず値段に驚かされるんですけど、一枚の銅板を金槌で成形していく技術と労力と美しさを知ったら「確かにこれは高くなるわ」と納得しますよ。
魅力③.雰囲気や品格を損なわない金髪ギャルのヒロイン
ギャルがヒロインの漫画の良さって雰囲気がめちゃくちゃ明るくて読みやすいことなんだけど、職人が本気で仕事と向き合う展開を考えると、雰囲気が軽くなりすぎて相性が悪いんじゃないかと購読前は心配していました。
でも、実際に読んでみれば主人公とヒロインは幼馴染で、信頼関係が出来ている状態から物語が始まるので、その心配は秒で解消されました。
ラブコメのフワフワした雰囲気が前面に出過ぎることもなく、かといってピリッとした空気感が続くこともない、そのバランスが絶妙の恋愛漫画に仕上がっていました。
ギャルといってもヒロインのしいなは容姿が派手なだけ。
明るくて可愛らしい普通の女の子だし、主人公の祖父母とも旧知の仲だから「受け入れてもらえるか不安」みたいな緊張感もありません。
言葉遣いが汚いとかそういうデメリットもなくて、結婚を前提に物語が進んでいく、めちゃくちゃ雰囲気が良い恋愛漫画になっているんです!
魅力④.若い職人の成長物語
主人公の修は鎚起銅器職人の祖父のもとで一人前の職人になることを目指しているんだけど、自分の父親を早くに亡くしている悲しい過去があります。
技術はあるけれど表現力が乏しい堅物の修は、おじいちゃんに認められる職人になったとき、しいなと結婚する約束を果たすため、研鑽を積んでいる毎日を過ごしています。
修はすでに自分の商品を売れる腕前を持っているので、職人と名乗っても差し支えありません。
でも、亡くなった父親の技術は生きていれば国宝級レベル。
自他ともにそんな傑物と比較しているものだから、修はすごい謙虚に熱心に鎚起銅器に向き合い続けているのが職人って感じで格好いいんですよ。
しかも、自分が納得できる作品をつくる単純なストーリーじゃなくて、お客さんにとって良い作品とは何か?みたいなちゃんとビジネスの視点があるから、クプルムの花嫁は良いんです!
若き鎚起銅器職人の成長物語でありながら、普段は不器用な修のしいなに対する愛情表現にニヤニヤさせられちゃうラブコメでもある、クプルムの花嫁をぜひ読んでください!
それでは、またのお越しをお待ちしております。
相性がいい漫画読者は?
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