大人になって読めるラブコメ漫画が減りました。
子供の頃に苦手だった食べ物が大人になると意外と平気で食べれるように、その逆も然りです。
30代になると甘味や揚げ物を胃が受けつけなくなるように、年齢による好みの変化は往々にしてあるもので、それは漫画に対しても言えることです。
亜人ちゃんは語りたいは、デミと呼ばれる特異体質が存在するSFチックな世界観で繰り広げられる学園コメディで、これがちゃんと面白いラブコメ漫画だったから驚きました。
✔学園ラブコメ漫画好き必読!
✔先生がちゃんと先生しているマンガを求む!
✔ストーリー性のあるラブコメを読みたい!
「ちょっと気になる…」と思ったそこのあなた!
うずうずしているなら、私が背中を押してあげます!
今すぐ『亜人ちゃんは語りたい』をチェックしましょう。
亜人ちゃんは語りたいのあらすじ
サキュバス、バンパイア、デユラハン。
僕ら人間とちょっとだけ違う、それが亜人です。
そんな亜人の生態に興味を持つ高校生物教師・高橋鉄男。
生徒である亜人ちゃんたちとの少しだけ刺激的な新学期がスタートしました!
僕らと少しだけ違う亜人は、最近ではデミと呼ばれています。
demi-humanから来てるらしい。
キュートな悩みがあるのです。
規格外新人ペトスが描く、とびきりカワイイハイスクール亜人コメディ第1巻です!
亜人ちゃんは語りたいの出版社や連載先はどこ?
亜人ちゃんは語りたいは講談社が刊行している月刊ヤングマガジンで連載。
ぺトス先生の過去作や新連載は?
ぺトス先生は亜人ちゃんの完結後、ゴールデンマンの原作を担当しています。
亜人ちゃんは語りたいはアニメ化されてる?
亜人ちゃんは語りたいは2017年1月よりアニメ化されています。
【ネタバレ注意】亜人ちゃんは語りたいを読んだ感想と内容は?

魅力①.ちゃんと読んで面白いと思えるラブコメ漫画
亜人ちゃんは語りたいは面白いラブコメ漫画です。
言葉通りに受け取っていただいて構いません。
ヒロインの可愛さや刺激強めな描写でゴリ押しするのが一般的ラブコメで、友達や家族にこれ面白いよっておすすめできるラブコメ漫画がどれだけあるでしょうか!?
亜人ちゃんは語りたいは、月刊少女野崎くんやヲタクに恋は難しいのトップ2とは別ベクトルですけど、匹敵する漫画だと思いますよ。


魅力②.オカルトというロマンを科学的に考察する
亜人ちゃんは語りたいの何が良いって、そう言ってるだけのなんちゃって設定では無いことです。
キャラが立っている・個性的とはまさにこのこと。
一言では言い表せない人間の複雑さを感じます。
人間なんてのは多面的なのが普通。
性格なんてその時々によって変わります。
ヴァンパイアやデュラハン、雪女やサキュバス。
亜人が持つ性質と固定観念だけではありません。
人生経験によって、キャラクターがつくられています。
その深みが有象無象のラブコメ漫画とは一味違うんですよね。
なにより凄いと思ったのは、亜人がどういう存在なのかをちゃんと考察しているところです。
正直、こういう漫画って出オチというか、キャラ重視のコメディ色が強くなる印象があったんですけど、オカルトというロマンに対して深堀しているのがマジで面白いんですよ。
デュラハンの首はどうなっているのか。
座敷童をそういう描き方するんだって感心しました。
魅力③.主人公の教師として正しい立ち振る舞い
自分と他人の価値観は違います。
そんな当然のことを度々忘れてしまいそうになります。
元々の性格や育った環境。
今の人間関係によって各々が持っている常識は異なります。
にもかかわらず、勝手に周囲と比較して落ち込んだり悩んだり。
生きている限りそういう悩みが尽きることはないでしょう。
とくに学生のころは、考えても仕方がないことを気にしていた時間が多かった気がします。
本作はヴァンパイアやデュラハン、雪女やサキュバスなど、物語で登場する特異体質の“亜人”が、普通の人間たちと一緒に生活している世界観の漫画。
デミと呼ばれる彼女たちを支援する制度は存在します。
しかし、絶対数は少ないので周囲に馴染んでいるとはいえません。
悩みを共有できる相手が不足しているのです。
だからこそ、亜人に対して興味があって親身になってくれる教師・高橋鉄男の存在は貴重で、そんな彼が亜人の特性について考察していくわけです。
多感な時期を過ごす高校生。
教師としてどう接するのかという距離感が絶妙。
読んでいて泣きそうになるエピソードも多いんです。
もちろんラブコメとしての面白さも忘れていません。
どのルートに進むのか、ハッキリと答えを出しているのも凄く好印象でした。
SF的な思考を兼ね備えて、ちゃんと面白いと評価できるラブコメ漫画。
亜人ちゃんは語りたいに興味があるならぜひ読んでください!
亜人ちゃんは語りたいの評価や口コミを調査しました!
2025年10月25日時点でAmazonレビュー数が2450を突破。
星5が77%、星4が16%と世間的にもそこそこ高い評価です。
SNSを巡回していても「首が取れるデュラハンをここまで可愛く描けるの凄い」「日常と非日常のバランス感覚がよすぎる」「オカルトを真面目に考察しているのが良い」など、概ね私の感想と同意見が溢れていました。
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