この記事では2022年7月よりアニメ化決定の非日常青春漫画『よふかしのうた9巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
8巻では、コウよりも前にナズナの眷属候補だった、目代キョウコとの関係性や過去が明かされました。
その続きとなる、よふかしのうた9巻では、相思相愛だった二人が別の道を歩むことになったきっかけや、吸血鬼を倒す決意を固めた目代先輩との対決が描かれます。
よふかしのうた9巻のあらすじ
ネタバレ注意!よふかしのうた9巻を読んだ感想
ついにアニメ化来ましたね。
しかも主題歌がCreepyNuts!
まぁ、これで別のアーティストだった場合、めちゃくちゃ反感を買うと思うんで、当然の結果ではあるんですけど、なんかホッとしました。
さて、よふかしのうた9巻では、かつてナズナの眷属候補だった目代先輩が、なぜ吸血鬼を憎むようになったのか、そのきっかけとなる出来事が描かれます。
父親の浮気相手が吸血鬼。
吸血衝動で暴走した父親が……。
個人ではなく、種族全体を恨んでしまう。
それが、納得できるほど重い過去が明かされました。
ナズナちゃんは関係ないし、恨みの矛先は全部、浮気相手の吸血鬼に向かうべきやろ……。
とか、一瞬思うんですけど、憎しみとかトラウマって理屈じゃないし、話をしたら心変わりをするほど簡単なものでは無いんですよね。
ささいな出来事をきっかけに、心が離れて別れるカップルだって無限にいますし、可愛さ余って憎さ百倍なんて言葉もありますから。
青春時代を全て吸血鬼の調査に費やした目代先輩。
その成果を確かめるように。
じわじわとナズナたちに詰め寄ります。
自分を殺さなければ、コウを殺すという脅し。
言動とは裏腹に本気で殺しにきているようには見えないんですけど、万が一ってこともあるし…。
目代先輩とナズナのやりとりが、心をざわつかせます。
まるでメンヘラ彼女が、波打ち際でじゃれてくるような感覚。
吐いた言葉が全て本音とは限らない。
複雑な心理描写が展開されていきます。
張りつめた緊張感のなか、コウが何を語りかけるのか…。
よふかしのうた10巻の発売日
よふかしのうた10巻は2022年2月18日に発売です。