この記事では第2期TVアニメの制作が決定している大人気青春漫画『よふかしのうた20巻』のネタバレ注意な感想と見どころを紹介します!
19巻ではコウとナズナが恋心を自覚して、恋人の時間に酔いしれる展開が描かれました。
その続きとなるよふかしのうた20巻はついにシリーズ最終完結巻、二人が今後どう付き合っていくのか、それとも別れる決断を下すのか、青春夜物語の終着点が描かれます。
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よふかしのうた20巻のあらすじ
夜に出会えた全てにありがとう。
ついに互いへの恋愛感情を自覚したコウとナズナ。
しかしそれは、吸血鬼と人間、ふたりの関係がこれ以上、今のままでいられないことを示していた。
「楽しかった!君に会えて良かった!」
恋と青春は真夜中に生まれた。
ふたり、たのし、よふかしラブストーリー完結!!
- 第191夜 吸血鬼らしく
- 第192夜 めちゃくちゃすぎる
- 第193夜 正々堂々
- 第194夜 昼夜逆転
- 第195夜 どうせどこにも
- 第196夜 すごいぞ海
- 第197夜 思ったよりだいぶ
- 第198夜 冬は夜が長い
- 第199夜 面白い推理だね小説家にでもなってみては?
- 最終夜 それから
【ネタバレ注意】よふかしのうた20巻を読んだ感想

前々から告知されていたので、単行本勢の自分も知ってはいたんですけど、よふかしのうたは20巻で最終回を迎えるとのことで、なかなか寂しいものがありますね。
世の中には数多の吸血鬼設定の漫画がありますけど、自分のなかではよふかしのうたがドストライクすぎて、今後この作品に匹敵するマンガが現れるのか、少々不安です。
というか、よふかしのうたは今読み続けている数少ないラブコメだったんですよ。
それが完結してしまった……。
吸血鬼設定うんぬんよりも、大人になってからここまで好きになれるラブコメが、今後でてくるのかのほうが不安なんですけど!!
ルート分岐を決定づけるハルカとコウの最終シリアスパート
さて、よふかしのうた20巻はハルカに呼び止められるコウというなんとも不穏な空気から物語が始まります。
半吸血鬼への吸血に関する情報を与えてくれるのか。
それとも、ナズナをめぐる争いに発展するのか。
個人的にはここ次第でルートが決まると思っていたから、二人の殴り合いが始まったときにそっちかーってなりました。
まぁ最後の最後でそんな都合のいい情報を出すわけ無いから、そうなりそうだなって心の準備は出来ていたので、それはそれで……ってすんなり受け入れられましたよ。
それにしてもよふかしのうたはギャグとシリアスが急激に入れ替わって、読んでいて楽しかった。
ハルカとコウの喧嘩もそんな感じで、後腐れなくシリアスパートが終わるのが本当に魅力的でした。
よふかしのうたらしくシリアスとギャグが入り混じる最後のよふかし
よふかしのうた20巻の中盤から後半にかけては、約束通り二人で海を見に行ったり、その流れでレンタルキャンプ場に行って最後の夜ふかし……。
始発の電車で二人はお別れをする。
最後だと分かっているからこそ、言葉が出てこない。
このしんみりとした雰囲気が身に沁みます。
と思いきや一転して、二人らしい突然のお別れ。
シリアスとギャグが入り混じる、よふかしのうたらしい出会いと別れだったなと思います。
その後の二人もちゃんと描かれて安心して読み終えれた
とはいえ、永遠の別れってわけじゃなくて、二人が再会する様もちゃんと描かれたのが不幸中の幸いといいますか、読者としても安心したと言いますか。
ハッピーエンドでもなければ、バッドエンドでもない。
まさにイイトコどりみたいな物語の締め括りでした。
こんなに雰囲気がいい青春ラブコメってなかなか味わえるものじゃないので、コトヤマ先生の次回作並びに、2期アニメ共々には期待しています。
あらためて、よふかしのうたは最高の漫画でした!
連載お疲れ様でした!