「あくまでファンブック的なあれなので、読む読まないはどっちでもいいんだけど、ちょっとだけ得します」
小蘭回想録は薬屋のひとりごとの本編を別視点で追走する形式で描かれるので、あのときの猫猫は他人からはこう見えてたんだ的なリアクションを楽しむ感覚があるなら、ハマると思いますよ。
✔ファンブックや特装版好き必読!
✔サンデーGX版も原作小説も読んでる!
✔薬屋のひとりごとがめっちゃ好き!
「ちょっと気になる…」と思ったそこのあなた!
今すぐ『小蘭回想録』をチェックしましょう。
小蘭回想録と相性が良い漫画読者は?
画像の漫画を読んでいるあなたは間違いなく相性が良いので、今すぐ読みましょう!

小蘭回想録のあらすじと作品概要

- Q出版社や連載先はどこですか?
- A
スクウェア・エニックスが運営しているマンガUPで連載です。
- Q七緒一綺先生の過去作品は?
- A
七緒一綺先生は魔女の旅々のコミカライズを担当していました。
- Q最新刊の発売日はいつですか?
- A
小蘭回想録第2巻は2026年秋頃発売予定とのことなので、詳細が分かり次第追記します。
小蘭回想録を実際に読んだ感想や内容は?
疑問①.外伝読まないと本編にも影響ある?
かくいう私も、外伝とかスピンオフはあんまり読みません。
関心がわかないと言いますか、本編だけで満足しているので。
熱量のあるファンじゃないと、なかなか手が出ませんよね。
私が小蘭回想録を購読したのも気まぐれですし。
たまたま本屋に寄った日に、購入予定の本が少なかった。
ただそれだけなので、あなたも読みたいなら読めばいいし、他に気になる漫画があるならそっちを優先してもいいんじゃないかと思います。
とはいえ、私がわざわざ感想を書いている理由もあって。
基本的には本編で描かれた事件を小蘭視点で追従する形式なんですけど、その裏で猫猫が関わっていないオリキャラが暗躍している追加ストーリーもあるので、読むと少し得するのは間違いありません。
魅力①.生い立ちを知って小蘭をさらに好きになる
小蘭の印象と言えば、人間関係に難アリな猫猫の数少ない友人。
この手の漫画の世界観では逆に浮いている明るい性格の持ち主。
ぽわぽわしているようにみえて着眼点がよく、猫猫に情報を落としてくれる村人Aさん的な存在くらいにしか思ってなかったんですけど、まさか外伝の主人公に抜擢されるとは……!!
そんな小蘭も貧しい農村出身。
小蘭回想録はいきなり売られる描写から物語が始まるし、その数か月後には仕事を押し付けられても笑顔で『ここではみんなおなじふくだし、もっときれいなふくのひともたくさんいるし、あんまりきにならないや』と、たくましい性格に二重に驚きました。
親に売られて村を出ることになった悲しい過去を引きずらない。
みんな同じ服装だから平等、衣食住に困らない今を前向きにとらえている小蘭の性格に感心しました。
しかも、本編ではクールでぶっきらぼうに映りやすい猫猫の表情が、小蘭視点ではどこにでもいる少女のように柔らかく描かれていて、友達との会話が楽しいんだなって伝わってきて、嬉しい気持ちになりました。
魅力②.野狗と呼ばれる宦官がスパイスになっている
猫猫に壬氏がいるように、小蘭にも野狗という宦官がいるんです。
お!新しいカップリングの誕生か!と喜んでいたのも束の間。
過去や今の環境に受け入れて順応した小蘭とは違って、その名の通りに鋭い牙を隠しているので、後々大きなトラブルを起こしそうな予感が、空気感を引き締めています。
子犬と野良犬みたいなコンビがどのようなシナジーを生み出すのか!?
これからのストーリー展開に要注目ですね。
スピンオフや外伝とはまったく違うジャンルや雰囲気で描かれる場合が多いんですけど、小蘭回想録は薬屋のひとりごと本編とほとんど変わらない読み心地になっていました。
興味があるならぜひ読んでください!
小蘭回想録の評価や口コミを調査しました!
発売から2日が経過した2025年11月27日時点でAmazonレビュー数が13を記録しており、星5が100%と世間的にも高い評価を得ています。
SNSを巡回していても「本編の内容を思い出しながら読めて楽しかった」「小蘭のセリフがすべてひらがなで書かれてるのが良い」「小蘭のことがさらに好きになった」など、概ね私の感想と同意見が溢れていました。
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