この記事では司書が主役の王道ファンタジー漫画『図書館の大魔術師6巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
5巻では総代候補のひとりであるテイとの出会いやメディナが差別思想を振りまく様子が描かれました。
その続きとなる、図書館の大魔術師6巻では、メディナと同様の境遇を経験しているオウガとシオが彼女にどう向き合うのか?怒り任せではなく、言葉で説き伏せる格好良さに惚れ惚れしました。
図書館の大魔術師6巻のあらすじ
【ネタバレ注意】図書館の大魔術師6巻を読んだ感想
他人に優しくできるかは、自分のメンタル次第。
心が荒んでいるときにSNSは特に危険。
スルー安定、FF外の呟きに突っ込む意味無し。
これ言ったら喧嘩になるって理解していても、ブレーキが緩みそうになる瞬間があるんですよね。
最近は、ようやく差別や誹謗中傷に対する罰則が適応され始めましたけれど、それでも減る気配はありません。
それだけ、感情をコントロールするのは難しく、身を置く環境がいかに大事なことか……。
図書館の大魔術師6巻で描かれるのは、授業についていけていない三人組のひとり、メディナについて。
非行に走る少年少女たちのなかには、家庭環境に闇を抱えているケースが多く見受けられるとのことで、同情の余地を感じながらも、だからといって許せるかどうかは別問題。
メディナの言動は明らかにライン超え。
すぐさま武力行使に至らないのはさすがカフナの卵たちと言えましょう。
怒りに支配されることなく、彼女を理解しようとするシオ。
自身も差別を受けていた経験がある故の寛容さ。
そんな彼がどんな言葉を紡ぐのか。
5巻を読み終わってからとても楽しみにしていました。
己の血統しか誇れる物が無かったメディナ。
試験に合格した理由が父親の財力だと知り、プライドがへし折られた彼女は心にもないことを口走る。
そんなメディナに1度目は忠告、2度目は嗜め、3度目に闘争だと本気を見せるシーンはめちゃくちゃカッコよかったし、しびれました。
個人的に図書館の大魔術師6巻で一番好きなのは、自分の努力量を気にして、睡眠を削ってまで勉強に取り組もうとしているシオをイシュトア先生が一喝するシーン。
できるところまで頑張るの問題点。
必要なのは時間以内にやりきるという決意。
量をこなすことで質が下がる。
目標設定や努力の本質を間違えないように導く先生の鑑!
やはり、良いファンタジー漫画には良い師がいますね。
図書館の大魔術師7巻の発売日
- Q図書館の大魔術師7巻の発売日はいつですか?
- A
2023年6月7日発売予定です。