2025年注目の新作漫画

【図書館の大魔術師6巻ネタバレ感想】差別思想や自尊心に囚われるメディナは改心できるのか?

図書館の大魔術師6巻の表紙画像 圕の大魔術師
記事内に広告が含まれています。

この記事ではマンガ大賞2025で第4位にランクインしている大人気ファンタジー漫画『図書館の大魔術師6巻のネタバレ注意な感想』を書いています。

5巻ではメディナが差別思想に囚われている様子。
総代候補のひとりであるテイとの出会いが描かれました。

その続きとなる図書館の大魔術師6巻では、メディナと同様の境遇を経験しているオウガとシオが彼女にどう向き合うのか?言葉で説き伏せる展開に惚れ惚れしました。

一般向けの漫画サイトなのでご安心ください!
スポンサーリンク
スポンサーリンク

図書館の大魔術師6巻のあらすじ

あらすじ

民族大戦の休戦から95年。
大陸は一つの転機を迎えていました。

各自治区を統治した英雄たちは次々と退き、新たな長が生まれ、かつてパレナ議定書に誓いを立てた英雄は中央としょかんの長ただ一人となっていたのです。

そんな中央圕二代目総代の候補となったシオと同期のテイ。
彼女は自身が持つ強大なマナのせいで人と距離を置いていました。
シオが手を差し伸べたことで徐々に心を開いていきます。

一方シオへの敵意をむき出しにしたメディナは、ますます孤立を深めていました。

図書館の大魔術師6巻は何話から何話まで?

図書館の大魔術師6巻は第25話『目標の焦点』から第29話『トゥトゥル=シウの憂鬱』まで収録されています。

【ネタバレ注意】図書館の大魔術師6巻を読んだ感想は?

イシュトア先生の一喝が身に染みる

他人に優しくできるかどうかは、自分のメンタル次第です。
心が荒んでいるときにSNSは特に危険ですよね。
スルー安定、炎上に突っ込む意味無し。
これ言ったら喧嘩になるって理解していても、ブレーキが緩みそうになる瞬間ってあります。

最近ようやく差別や誹謗中傷に厳罰化され始めました。
それでも減る気配はありません。
感情コントロールがどれだけ難しいのか。
身を置く環境がいかに大事なことなのか。
あらためて考えさせられました。

図書館の大魔術師6巻で印象的だったのはやはりメディナについて。
でも、それ以上に好きなシーンがありました。
それはシオをイシュトア先生が一喝するシーンです。

授業中に終えれなかった課題は回収されてしまう。
シオはその続きをやらせてもらえないかと頼みます。
このままでは、追いつくことができないと危惧しています。

しかし、イシュトア先生はその要望を突っぱねました。
今まで過ごしていた趣味の読書や友人と遊ぶ時間はどこに行くのか?
ならば、睡眠時間を削ると言ったシオに
「もし中期的な問題をこなすために睡眠時間を削らなければならないのなら、その計画は端から破綻していると言える」
と、できるところまで頑張るの問題点を語ります。

ここのイシュトア先生の説教はマジでビジネス書
必要なのは時間以内にやりきるという決意。
量をこなすことで、質が下がる。
目標設定や努力の本質を間違えないように導く先生の鑑でした!
やはり、良いファンタジー漫画には良い師がいますね。

メディナの根底にある占麓思想とは?

800年前、大陸では仮面の民による国『カドー帝国』が多くの土地を支配していた。

ジャグワ族はそのカドー族の傭兵をしていた民族のひとつ。
カドー帝国が衰退すると、ジャグワ族はハイダ族を侵略します。
その子孫たちが後にヒューロン族を名乗ります。
高貴なる民と書いてヒューロンと読む。
アシン教は誇りを欲していたのだとシオは推測します。

民族としての歴史は浅く、カドー帝国のような実績もない。
隣では帝国を妥当したラコタ族が繁栄していて……。
そういった状況で、アシン教はヒューロン族こそ至高だと極端な教えを広めていく。

メディナの根底にある占麓思想。
そして、周囲への劣等感が組み合わさって大暴走。

非行に走る少年少女たちの多くは、家庭環境に闇を抱えているケースが多く見受けられます。

同情の余地はあると思います。
だからといって許せるかどうかは別問題です。
メディナの言動は明らかにライン超え。
武力行使に至らないのは、さすがカフナの卵と言えましょう。

メディナの破滅衝動を超えるシオの魂のブチギレ

怒りに支配されることなく、彼女を理解しようとするシオ。
自身も差別を受けていた経験がある故の寛容さ。
そんな彼がどんな言葉を紡ぐのか。
5巻を読み終わってからとても楽しみにしていました。

己の血統しか誇れる物が無かったメディナ。
試験に合格した理由が父親の財力だと知りました。
プライドがへし折られた彼女は暴挙に走ります。

その中で、シオの額にある傷がドルグの紋だと。
不都合な子供が産まれたときに額に印をつけて山に還す古い習慣。
シオがアシン教アキニ派貴族階級の生まれだと明かされます。

そんなメディナに「一度目は忠告です。二度目もたしなめるだけで済ましましょう…ッ。三度目言ったら拳で顔面をぶん殴る…!!闘争だ!!!」とブチギレたシオ。

おそらくメディナを好きになる人は多くないでしょう。
私はキャラへの怒りは保持されることが多いです。
でも、シオのブチギレで溜飲が下がりました。
二度と同じ失敗を繰り返さない確信があるからでしょう。
私の懐はシオみたいに広くありません。
現実でこんなヤツがいたら縁を切りますけどね。

図書館の大魔術師6巻の最後には……。
やはりというか、なんというか。
ソフィ=シュイムの正体が小説家だと明かされます。
彼女がこの物語でどんな役割を果たすのか?
今後の展開から目が離せませんね。

PayPayとの相性はダントツで良いですよ!

図書館の大魔術師7巻の発売日はいつ?

Q
図書館の大魔術師7巻の発売日はいつですか?
A

2023年6月7日発売されました。

その他の商品紹介は【ゴマロク】でしているので、そちらもあわせてご覧ください。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
圕の大魔術師
シェアする
くろごまをフォローする
【PayPay使える貯まる】ebookjapan

取扱い冊数がマンガを中心に100万冊を超える、Yahoo!が運営している国内最大級の電子書籍販売サービスです。

始めてログインする方には70%OFFクーポンを配布中。
さらには、曜日ごとに『まとめ買いがお得になる』『単行本1巻がお得になる』『PayPayポイントがお得になる』クーポンを配布しています!

そして、注目は背表紙本棚機能で、電子書籍でありながら現実の本棚と似たような感覚を楽しめるんです!!