この記事では、累計6000万部突破&初版280万部という稀にみるアニメ化の恩恵を受けた大人気漫画『鬼滅の刃20巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
19巻では上弦の弐・童磨との戦いの決着や上弦の壱・黒死牟の圧倒的な強さが描かれましたが、鬼滅の刃20巻では黒死牟がなぜ鬼となったのか、彼が抱えている強烈な嫉妬心と生い立ちなどが明らかになります。
鬼滅の刃20巻のあらすじ
上弦の壱と交戦する岩柱・悲鳴嶼と風柱・不死川。
激しさを増す戦いのなか、二人の柱は痣を出現させ連携して戦うも、驚異的な強さに圧倒され続ける。
そして、上弦の壱の一部を取り込み回復する玄弥だが……。
鬼滅の刃20巻より引用
激闘の行方は――⁉
ネタバレ注意!鬼滅の刃20巻の見どころ
書店で購入できなくてもコンビニにある可能性アリ
鬼滅の刃20巻の発売日は平日だったにもかかわらず、昼に書店に行ったときにはもう売り切れているという恐ろしいほどの人気。
この状態は最終巻まで続くと思いますが、通常版ならコンビニに売っている可能性があるので、ワンチャンにかけて探してみてください(自分はミニストップで買えました)
時透無一郎と不死川玄弥は死を覚悟しながら戦う
鬼滅の刃20巻は、片腕を斬られて全身ボロボロの時透無一郎が『せめて上弦の壱だけでも倒さなければ、まだ生きて戦える人の負担を少しでも減らせ。死ぬなら役に立ってから死ね!』と失血死を覚悟しながら自分を鼓舞する場面から始まる。
そしてその覚悟は、胴体を切り離された不死川玄弥も同じで、黒死牟の髪の毛と折れた刃先を喰らうことで、鬼の力を高めていく。
鬼滅の刃の凄さは誰も死を恐れていないことで、覚悟や信念の強さ、戦いのスピード感は物語が進むごとに高まっている。
悲鳴嶼と実弥、無一郎と玄弥の畳み掛けるような攻撃と、黒死牟の一振りに無数の刃がついてくる月の呼吸の攻防は息つく暇もないほどで見応えがあった。
黒死牟の生い立ちと嫉妬心に取りつかれた過去
鬼滅の刃20巻では黒死牟の過去が明らかになる。
日の呼吸の使い手である縁壱の双子の兄として産まれ、縁壱の圧倒的な剣の才能に嫉妬し、憎悪していたという過去。
黒死牟の『人を妬まぬ者は運がいいだけだ。出会ったことがないだけだ。神々の寵愛を一身に受けた者に。全てを焼き尽くすほど強烈で鮮烈な太陽の如き者に』という心理描写はとても悲しいものがある。
全てを捨てても辿り着けない領域にある才能を持つ男が、弟だった黒死牟。
最期の瞬間まで『何故私は何も残せない。何故私は何者にもなれない。何故私とお前はこれ程違う。私は一体何の為に生まれて来たのだ。教えてくれ縁壱』と己の人生に意味を見出せなかった悲しいキャラクターだった。
残すところは、鬼舞辻無惨のみ……満身創痍の鬼殺隊がラスボスを相手にどのように立ち向かうのか、最後まで見守りたいものだ。
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以上、鬼滅の刃20巻の紹介でした