自分はけっこう生き物系の動画が好きでよく見るんですけど、犬猫の鳴き声に合わせて、セリフを差し込んでいるような動画はあんまり好きじゃないんですよね。
ペットが何を思っているのか理解しようとする気持ちが大事なのであって、完全に理解したつもりでいるのは人間のエゴというか、それは違くないかってなりません?
そんな話はさておき、今回紹介するINNU-イッヌ-は、なぜか喋れるし、なぜか強すぎる最強のワンコが、ヤクザの娘を外敵から守る波乱万丈な日常系コメディ漫画です。
ぶさかわ犬の代表格であるパグとハードボイルドな雰囲気が似合いすぎているし、ヒロインのサリーちゃんを、忠犬として守る律儀な性格が好きになる、インパクトが強い漫画でした。
INNU1巻のあらすじ
【ネタバレ注意】INNUを読んだ感想と内容紹介
原作・大沼隆揮と原画・小丸ひかりが描いた漫画
INNU-イッヌ‐の原画を担当している小丸ひかりさんは、僕の奥さんは人間だを描いています。
魅力①.中身がおじさんだけど強すぎるパグ
今日のこれ読んで寝ろ漫画紹介はINNU-イッヌ-!
世の中は猫派優性みたいな雰囲気ですけど、犬か猫かみたいな質問の答えなんて、犬か猫かじゃなくてどっちも愛でろって答えしかありえませんよね。
そもそも散歩が嫌で猫を飼うって思考が、ペットを飼う人間としてどうなんって思いませんか?
とまぁ、そんな話はどうでもよくてですね、INNUでイッヌと書いてある漫画が出たら、そりゃあ読むでしょってくらいタイトルに惹かれました。
ネッコとかイッヌのちょっとバカっぽい語感が好きなんですよね。
さて、そんなINNUは隅田川の河川敷に捨てられていた一匹のパグを、本作のヒロインことサリーちゃんが拾うところから、物語が始まるわけなんですけども……。
このパグはなんと普通にしゃべるんですよ。
泣く子も黙るどころか、さらに泣きそうな怖さですけども、どこか既視感のある脳内音声の正体はNARUTOに出てくるはたけカカシの忍犬パックンでした。
パグのおっさんみたいな雰囲気が可愛くて好きなんですけど、本当に中身がおじさんだったら、マジで可愛くなくて、一周回って面白いです。
ヒロインのお胸に惹かれて飼われようとしているし、タバコ吸ってるし、車の運転できるしで、たぶんなんやかんやあって裏社会の人間が犬に生まれ変わったんでしょう。
それ以外考えられないくらいハードボイルドなワンコが、ヒロインに群がる悪党を成敗しています。
魅力②.まるでピ○チ姫みたいなヤクザの娘のヒロイン
親がヤクザで、周囲に怖がられているヒロインのサリーちゃんは、しゃべるパグにも動じません。
友達がいないために、人の好意から疎いチョロインっぽい雰囲気が非常に危うくて、何回も攫われてイッヌに助けられる展開に思わずピ○チ姫かよって、ツッコんでしまいました。
正直、表紙からイメージしていたほど美麗な画風ではなく、けっこう太めな線で描かれているので、そこは好みが別れるかなって思いましたね。
ただ、こういうのって初見殺し感が強いから、今後どうなるかは分からんよなって思ってたところにネッコが登場するらしく、コメディとして楽しめそうです!
イッヌはなんでしゃべれるようになったのか?
突然変異なのか、それとも元人間なのか?
なんでそんなに強いのかとか、過去が気になりますね。
クセが強い漫画が好きなあなたにはもちろん、ギャグ・コメディ漫画を探しているあなたに超おすすめなので、興味があるならぜひ読んでみてください!
【最新刊】INNU2巻の発売日
- QINNU2巻の発売日はいつですか?
- A
2025年3月頃発売予定です。
【無料】INNUを試し読みする方法
INNUは講談社が運営しているヤンマガWebで第3話まで無料で読めますよ!
最後にこれを読んだことがあるなら相性がいいよ!って漫画を紹介したいと思います。