この記事では2020年3月4日に発売されたハイキュー42巻のネタバレ注意な感想を書いていきます。
41巻では日向が体調不良でコートを後にするハプニングがあって、まさかの結末を迎えることになりましたけれども、ハイキュー42巻では2年生になった日向ではなく、ブラジルでビーチバレーしている大人になった姿が描かれていくんです!!
ついに最終章へ突入するプロ編という名のお祭りを楽しみましょう。
ハイキュー42巻のあらすじ
体調不良で日向がコートを離れ、烏野高校排球部は主力を欠いたまま鴎台との決着へと臨む──…!
途方もない悔しさと共に中継画面越しのコートをみつめて、日向はそこに何を見出すのか…春高バレー編完結!!
【ネタバレ注意】読んだ感想と内容は?


ハイキュー42巻は何話から?
ハイキュー42巻は第366話『みつめる』から第374話『宣戦布告・3』まで描かれています。
鴎台戦の決着はどうなる?
つ、つ、ついに最終章ということで震えますね。
スラムダンクやアイシールド21に匹敵するスポーツ漫画『ハイキュー!!』がもう終わりに向かっているなんて、ジャンプのスポーツ漫画の系譜が途切れそうで杞憂してしまいます。
さて、そんなことはさておき、ハイキューが最終章に突入するというニュースが発表された時点で、コミックス派の人も、その先が分かったと思うし、41巻で日向が体調不良でコートを後にするという展開でなんとなく察しているとは思います。
落ちた強豪飛べないカラスと呼ばれていた烏野高校は、全国常連の強豪校というわけではないので、極度の緊張感や連戦による疲労の蓄積を考えると、こういう状態になってもおかしくはなかった。
そんななかで、8pの「うちのスパイカーはちゃんと皆強い、ですよね?」という景山の言葉や10pの「経験不足、準備不足、ぜんぶひっくるめて俺たちの全力」という澤村の言葉は胸が熱くなりました。
そして試合を観戦していた全日本男子代表監督・雲雀田吹の「挑む者だけに勝敗という導とその莫大な経験値を得る権利がある。今日敗者の君たちよ、明日は何者になる?」という言葉もまた印象的でした。
試合を見届けた日向の表情、コートに向かって一礼する三年生の姿。
そして「このチームでもっと上へ行きたかったです」と話す影山。
ハイキュー42巻は感情を昂らせる全ての要素が詰まっていましたよ。
ブラジルでビーチバレー修行する日向が描かれる
で、春高が終わったらどうすんだって話ですよ。
普通なら2年生になった日向&影山コンビに新入生を加えて……ってパターンも考えられますけど、もう42巻ですから、なんと高校卒業から数年後にブラジルでビーチバレーをしている日向の姿が描かれます!
スポーツ漫画で代替わりを描くのは容易ではありません。
ハイキューはどうなるんだろうと思っていたら、まさかの最終章にふさわしい“プロ編”が始まりました。
物語の締めが影山VS日向の構図になるのはわかっていました。
ただ、それが最後のシーンだけじゃなくて、ゴミ捨て場の決戦みたいに、試合そのものが描かれることに歓喜していますよ、私は!!
日向は高校卒業後の進路に大学進学ではなく、ビーチバレーでの修行を選択しました。
その理由は強化合宿でやった2対2の練習で、全部できるようにならないといけないと思ったことで、それを体現しているのがビーチバレーという競技だから。
その道をつくってくれたのが白鳥沢の鷲匠先生で「俺以上に日向翔陽に期待する人間が居てたまるか」はあまりにもアツすぎるセリフでした。
ニンジャ・ショーヨーとアルゼンチンの及川さん登場
第371話『地球の裏側で』では、凄腕のスケット外国人的な感じでニンジャ・ショーヨーと呼ばれている日向の、そこに至るまでの苦労が描かれています。
さすがにあの日向でも慣れない土地や新しい環境への適応には苦しんだようで、そんなときにアルゼンチンでプレーしている大王様こと及川さんが登場しているんですよね。
まさかの再会、そして及川さんがアルゼンチンに行った理由。
ある意味で似た者同士だった二人が共鳴しています。
そして二人が再会した写真を見て苦い表情を浮かべる、シュヴァイデンアドラーズというチームでプレーしている影山と牛島若利の姿も描かれていて、まさかのそこがチームメイトになるとは……。
大人になったあのキャラがどのような人生を歩んでいるのかという、まったく違う楽しみも出てきて、本格的なプロの試合が描かれる43巻で日向と影山がどう戦うのか?
最後のお祭りから、目が離せません!!
ハイキュー43巻の発売日はいつ?
- Qハイキュー43巻の発売日はいつですか?
- A
2020年5月13日に発売されました。