この記事では数々のマンガ賞にランクインし、累計200万部を突破した話題のラブコメ漫画『僕の心のヤバイやつ6巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
5巻では山田の父親と京太郎が初対面したり、独占欲や嫉妬などの精神的な進歩がみられました。
その続きとなる僕の心のヤバイやつ6巻では、芸能人として働く山田の職場を見学する京太郎の話があって、劣等感と向き合う姿が色濃く描かれています。
【PR】無料で僕ヤバのアニメを視聴する方法
僕の心のヤバイやつ6巻のあらすじ
【ネタバレ注意】僕の心のヤバイやつ6巻を読んだ感想
永遠の愛に憧れがちな中高生の恋愛ですが、先のことを考えると重いと言われる矛盾を抱えています。
熱しやすく、冷めやすいのは子供だからなんてことはなく。
恋人がいるという社会的ステータス。
純粋な好奇心に目が眩んでしまうからなんですよね。
山田の風貌で忘れがちですけど、僕ヤバの年齢設定は中学二年生。
現実で考えると、高校受験でカップルの存続危機がやってきて、そこを乗り越えたとしても、大学受験、就職という分岐点が待っています。
京太郎は感情を優先するよりも、アタマの中で色々と考えてしまうタイプ。
山田は芸能界で、すでにモデル・女優として働いている特別な存在。
まだ何者でもない、ただの中学生の自分では、釣り合わないと考えてしまうのも当然です。
確信は無いにしても、もしかしたら。
なんて淡い期待は、他人に言われるまでもなく、自分で振り払ってしまうくらい、その差は大きい。
自分とは違う景色を見ている事実を突きつけられる度。
京太郎は恐怖すると共に、山田から美しさを感じています。
山田に誘われて、京太郎が撮影を見学しに行く話では、マネージャーから遠回しに釘をさされます。
駆け出しの芸能人に恋人の存在はマイナスに働く。
京太郎は付き合っていないと否定し、そういう風にみられたことに喜びを隠せないんですけど……。
京太郎が覚悟を決めたときに、その事実と向き合うとき、どう折り合いをつけるのでしょうか。
劣等感と葛藤しながらも、自分がどうしたいかと考え、勇気をもって一歩を踏み出す。
京太郎が着実に成長する姿に応援したくなりますね。
僕ヤバ6巻の後半では、京太郎が卒業式の送辞を、在校生代表として読み上げるという話が描かれます。
山田を狙うチャラ男こと南条先輩の最後はカッコよかった。
南条先輩のけじめのおかげで、山田が自分のことをどう想っているのか知った京太郎。
7巻では学年が変わるのかな?
そうなると、進路とか色々と考えることも増えそうですね。
僕の心のヤバイやつ7巻の発売日
- Q僕の心のヤバイやつ7巻の発売日はいつですか?
- A
2022年8月8日発売です。