この記事では2017年にアニメ化され、累計300万部を突破した大人気ラブコメ漫画『亜人ちゃんは語りたい11巻のネタバレ注意な感想』を書いています。
10巻ではデュラハンの町京子の首を繋げる実験に挑む様子。
高橋先生と佐藤先生の恋の進展が描かれました。
シリーズ完結を迎える亜人ちゃんは語りたい第11巻では、なぜ話したいでも喋りたいでもなく、語りたいなのか、タイトル回収にちなんだエピソードが描かれています。
亜人ちゃんは語りたい11巻のあらすじ
亜人ちゃんは学校から世界へ!
秋になり、学校生活はますます充実。
だけどバンパイアちゃんはちょっと物足りない?
たくさんの人に、もっともっと語りたい。
語り足りない彼女たちは、勢いあまってラジオデビュー!?
ほやほやカップル高橋&早紀絵にも密着☆
シリーズ累計280万部超えの傑作ハイスクール亜人コメディ、大団円の最終巻です!!
亜人ちゃんは語りたい11巻は何話から何話まで?
亜人ちゃんは語りたい11巻は第69話『相馬先生はこれから』から最終話『亜人ちゃんは語りたい』まで収録されています。
【ネタバレ注意】亜人ちゃんは語りたい11巻を読んだ感想は?
タイトル回収にちなんだエピソードが心にしみる
亜人ちゃんは語りたいというタイトル。
自分は今まで何の疑問も持っていませんでした。
おそらく、あなたもそうでしょう。
伏線を張るようなタイトルではありません。
だからこそ、ここに意味を持たせるエピソードを用意したぺトス先生には感嘆させられました。
考えてみれば、高橋先生視点のタイトルにするのであれば、亜人ちゃんを語りたい、もしくは亜人ちゃんに語りたいのほうが自然なんですよね。
この物語の主役は高橋先生ではありません。
小鳥遊ひかりであり、町京子であり、日下部雪である。
だからこそ、亜人ちゃんは語りたい。
そして、喋りたいでも伝えたいでもなく、語りたい。
自分たちを知ってほしいという高尚なものではありません。
ただ、知識を押し付けたいだけ。
天使爛漫な小鳥遊ひかりらしいワガママな欲望。
それを聞いて、高橋先生は考えるわけです。
亜人と普通の人間に違いは無いという風潮。
それが良くも悪くも、亜人が亜人について語る機会を減らしていると。
もうね、高橋先生を含む、この世界観における大人達のこういうところが好きだったんですよね。
他のラブコメ漫画にはなかなか無い言語感覚。
知性が伴っている感じと言いますでしょうか。
この漫画は自分の中で本当に唯一無二でした。
普通に亜人ちゃんロスで、喪失感がエグいです。
匿名ラジオで亜人を語る三人娘が描かれる
小鳥遊ひかりの欲求を叶えるために高橋先生が出した答えは、匿名ラジオ。
いわゆるYoutubeで動画を投稿しようってことですね。
ありのままと、行き当たりばったりは違うと釘をさし、一方通行だからこそコミュニケーションエラーが発生しやすいと伝える高橋先生が教師の鑑すぎます。
読めば読むほど、もうこれで完結かと寂しさが募っていきます。
亜人ちゃん三人娘がインタビューする描写が、ダイジェストみたいな感じになっていて、読者としてはこみあげてくるものがありました。
亜人への差別の歴史についての難しい質問。
それに対するマッチーの回答に涙する先生二人。
そして読者の私もこみあげてくるものがありました。
私はこれまで色んな漫画の完結を見届けてきました。
このキャラクターたちは違う次元で、今日も生き続けていくんだなって想像したのは久々ですよ。
高橋先生や三人娘たちのその後は描かれる?
亜人ちゃんは語りたい11巻で描かれたキャラのその後といえば、新学年を迎えた高橋先生の元に新しい亜人が訪ねてくる、第1巻の始まりを連想させる展開があったくらい。
というのも、学年が変わったくらいなので、ヒロイン三人娘は別に卒業していませんし、佐藤先生との結婚なんてのは遠い話のようで、それが見れなかったのは心残りです。
ぺトス先生の新連載は?
ぺトス先生はゴールデンマンの原作を担当しています。
亜人ちゃん完結ロスのあなたにおすすめ漫画
ジャンルや設定、絵柄や雰囲気など、私の独断と偏見で読み心地が似ている漫画を紹介します!


 
  
  
  
  




 
       
       
       
       
       
       
       
      
