ラブコメ漫画の多くは高校生の設定が多いんですけど、どれだけドラマティックな恋愛をすれば大学生という強制遠距離恋愛の壁を乗り越えられるのかと、余計なことを考えてしまいます。
さて、今回紹介するイマジナリーは、大学生になって進路が別々になってから距離感がおかしくなる幼馴染の男女を中心に、それぞれの友人との会話が描かれていく日常系漫画。
地元から離れた&残った大学生の雰囲気とか、ノスタルジーを感じる描写とか、じれったくなる友達以上恋人未満の関係とか、日常系漫画好きにはたまらない設定が詰まっています。
イマジナリーのあらすじ
【ネタバレ注意】イマジナリーを読んだ感想と内容紹介
作者・幾花にいろが描いた漫画
遠距離になった幼馴染とのじれったい恋愛が描かれる漫画
今日のこれ読んで寝ろ漫画紹介はイマジナリー!
幼馴染の設定はラブコメとかギャルゲーでは定番の設定ですけど、大学生になって遠距離になった幼馴染という一歩先の設定は、あんまり見たことがないかもしれません。
現実だともはや家族レベルでありえない!って強く否定される幼馴染との恋愛ですけど、高校生までに何もなければ、それはもう不可能に近いですよね。
高校生は学校が変わってもまだ住所が変わるわけじゃないけど、大学受験は県外に出る可能性の方が高いから、遠距離恋愛確定じゃないですか。
どんな綺麗ごとを言ったって、遠くの人間よりも近くの人間。
遠い思い出よりも、今の優しさを大切にするのが人間ですから、遠距離恋愛はムリゲーなんですよ。
しかも、イマジナリーで描かれるのはまだ恋愛感情だと認識していない幼馴染。
なおさら難易度高い状況で、一回のチャンスが大切なのに『結果的に何もおきない』から、超じれったい。
それを周囲の友人も感じていて、ちょっかいをかける展開に繋がっていくんです。
なにげない日常のなかにある空想が具現化される
イマジナリーというタイトルにあるように、本作は空想を具現化して描いている特徴があって、幾花にいろさんの画力が、めちゃくちゃ光っています。
大学生の日常なので、エピソード自体はありふれたものなんですけど、空想と絡めることによって、読んでいて楽しい漫画に仕上がっています。
自分は幾花にいろ先生の画風が超好きなので、贔屓目はかなり入っているかもしれません。
切れ長の瞳というか、眼力というか。
ヒロインの艶ほくろも超セクシーで。
幾花にいろさんの絵柄は、クールなヒロインが好きな自分に超刺さっているんですよね。
しかも、さりげない方言のオマケつきなので、友達との適当な会話とかも、日常系漫画好きにとっては読んでいてめちゃくちゃ楽しい漫画でした!
ラブコメや恋愛漫画が好きなあなたにはもちろん、落ち着いた雰囲気の漫画を探しているあなたに超おすすめなので、興味があるならぜひ読んでみてください!
【最新刊】イマジナリー3巻の発売日
- Qイマジナリー3巻の発売日はいつですか?
- A
2024年9月30日発売です。
【無料】イマジナリーを試し読みする方法
イマジナリーは白泉社の公式サイトで第1話まで無料で読めますよ!
最後にこれを読んだことがあるなら相性がいいよ!って漫画をいくつか紹介したいと思います。