この記事では初版300万部&シリーズ累計800万部を突破した『鬼滅の刃21巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
鬼滅の刃20巻では上弦の壱・黒死牟の強烈な嫉妬心が描かれる展開となりましたが、鬼滅の刃21巻ではついにラスボス戦である鬼舞辻無惨との死闘が幕をあげます。
鬼滅の刃21巻のあらすじ
上弦の壱との激闘、ついに決着の刻!!
死力を尽くした戦いの末に、辛くも勝利した鬼殺隊だが、その代償はあまりにも大きかった…。
さらに、無限城の奥底で、鬼の始祖・鬼舞辻無惨が動き出す…!
その時、炭治郎は――⁉
鬼滅の刃21巻より引用
ネタバレ注意!鬼滅の刃21巻の見どころ
時透無一郎と不死川玄弥の死。
黒死牟との戦いのなか、キャラクターが強い覚悟で戦っていたため、そういう展開になるとわかってはいたけれど、やはり心にくるものがあった。
時透の「仲間ができて僕は楽しかった。また笑顔になれた。幸せだと思う瞬間が数え切れないほどあったよ」という言葉や、玄弥と実弥の兄弟愛に感情が揺さぶられる。
鬼滅の刃が毎週Twitterのトレンドになる理由が、単行本派の自分としてはようやく分かって、とにかく毎話ごとに精神的なダメージが蓄積されていく。
鬼舞辻無惨が「異常者の相手は疲れた。いい加減終わりにしたいのは私のほうだ」と被害者ぶるとは思わないし、炭治郎が「お前何を言ってるんだ?」と聞き返しているシーンにはそういう流れがあったのかと理解した(コラ画像で先に知っていた)。
上弦の鬼との戦いで満身創痍の柱たちが、一息置くことなくラスボスである鬼舞辻無惨との戦いに身を投じるというスピード感は、今思えば相当凄い展開だ。
間合いの広さ、驚異的な回復力、そして猛毒というシンプルで分かりやすい鬼舞辻無惨の強さと、柱の盾となるべく波状攻撃を仕掛ける鬼殺隊の覚悟。
無惨と縁壱が邂逅したときの記憶から、炭治郎はヒノカミ神楽の十三の型を知る…。
週刊少年ジャンプでの連載はすでに完結し、残すは単行本2巻のみで、この戦いがどのような結末を迎えるのか、最後まで見届けたいと思う。