この記事ではマンガ大賞2025で第4位にランクインしている大人気ファンタジー漫画『図書館の大魔術師4巻のネタバレ注意な感想』を書いています。
3巻では緊張感のある司書試験やシオの能力が少しづつ明らかになる展開でした。
その続きとなる図書館の大魔術師4巻は、早くも周囲と力量差を感じたり、司書見習いになったシオがセドナと再会する胸アツな展開が描かれていきます。
図書館の大魔術師4巻のあらすじ
試験に合格して、憧れの司書への第一歩を踏んだシオ。
アムンの村を離れ、本の都・アフツァックへとやってきました。
シオと同じく司書試験に合格した、個性豊かな同期生たちとともに見習い司書としての生活が始まります!!
図書館の大魔術師4巻は何話から何話まで?
図書館の大魔術師4巻は第15話『大陸は狭く飛ぶよセラーノ』から第19話『アフツァックで再会を』まで収録されています。
【ネタバレ注意】図書館の大魔術師4巻を読んだ感想は?
灰白色の世界という大陸の外側がある
図書館の大魔術師4巻はシオが村からアフツァックへ向けて、空の旅をしている描写から始まります。
シオを運んでいるのはセラーノ族のヨウィ。
いわゆるドラゴンです。
この世界には腸起源という考え方があります。
この大陸に住む民族は一匹の小動物から変化したものである。
しかし、その中でセラーノ族は全く別の種族で、人が生まれる前から存在すると言われています。
そのヨウィがシオにも、読者にも驚きの世界を見せてくれるんです。
それは、灰白色の世界。
灰白色の死、ニガヨモギの使者の傷跡。
白い霧のなかには灰白色の住人がいるらしい。
まるでトリコのグルメ界やHUNTER×HUNTERの暗黒大陸のようで、とてもワクワクしますね。
いずれ、シオが一人前のカフナになったときに、灰白色の世界を探索したりするのでしょうか?
早くも周囲との力量差を感じて絶望する
そして学園モノみたいなテンションで、シオは試験を突破した同期たちと出会うことになります。
シオの知識レベルは下から三番目という現状。
まさかの、かなり厳しいスタートです。
異世界転生ならいきなり主席なのに、本格ファンタジーはそう優しい世界ではありませんね。
見習い教育主担人のイシュトア=セロスは、静寂の地鳴りという呼び名通りの迫力がある人物です。
シオは終始、周囲の実力差に圧倒されてしまいます。
初日の実力テストで分からせられ、進路希望調査では答えを出せないほど悩んでしまいます。
そんなシオにイシュトア先生は教えてくれます。
成績上位三名は自分の希望する圕十二室に入ることができる。
「本当になりたい進路は己の手で勝ち取るしかない!」
と、イシュトア先生の言葉で、シオは闘志を燃やします。
ソフィ=シュイムがまさかのキャラクターで登場
何よりも驚かされたのがソフィ=シュイムがキャラクターで登場。
現在わかっているのは、35歳の女性でシオと同期。
この物語はおそらくシオの英雄譚でしょう。
だとすれば、ソフィ=シュイムはどういう立ち位置のキャラクターとなるんでしょうかね?
セドナは圕十二賢者で大陸最強の魔術師だった
図書館の大魔術師4巻の目玉といえば、セドナとの再会です。
同期の中で下から三番目評価のスタートとなったシオとは対照的に、セドナは圕十二賢者で大陸最強の魔術師と謳われる存在となっていました。
圕十二室のトップがずらーっと並んでいる描写。
これがもうあまりにもカッコ良すぎて、鳥肌モノでした。
セドナがカッコつけたがりなのは相変わらず。
シオは預かった本について「あれは危険な本です…悪用しようと思えば…皆が必死に創り上げてきたこの社会を破壊することができる!」と話しています。
いったいどんな爆弾を幼い少年に預けたんだって話ですよね。
希望に満ちた再会と不穏な情報。
同期たちの性格やバックグラウンドも。
圕十二賢者の実力も気になるところばかりで、図書館の大魔術師4巻は大興奮の内容だでした。
図書館の大魔術師5巻の発売日はいつ?
- Q図書館の大魔術師5巻の発売日はいつですか?
- A
2021年6月7日に発売されました。






