この記事では2020年10月よりテレビアニメ化された大人気ダークファンタジー漫画『呪術廻戦21巻』のネタバレ注意な見どころを紹介します。
20巻ではパワーバランスが均衡していて4つ巴になっていた仙台コロニーで乙骨が頭角を現し、実力者同士が火花を散らす、バトル漫画として最高に面白い展開になりました。
その続きとなる呪術廻戦21巻では、高得点を所持している泳者・鹿紫雲一からポイントを奪うべく、秤金次が動き出す、アニメ映えしそうな能力が明らかとなります。
呪術廻戦21巻のあらすじ
【ネタバレ注意】呪術廻戦21巻を読んだ感想
パチンコをモチーフにした秤金次の領域展開・座殺博徒
乙骨と同等の評価を得ながらも、揉め事を起こして停学処分。
死滅回遊の最中、賭博場の元締めをして稼ぐなど、ギャンブラーでもある秤金次は、漢らしいというよりか、男くさい印象を受けました。
そんな彼の領域展開・坐殺博徒は、パチンコ台をモチーフにした能力で、熱を愛している、まさに生粋のギャンブラーである彼らしい能力といえます。
ただ、これがまぁ何というか……。
パチンコに全く興味のない自分からしたらピンと来ない。
演出で期待度?当たりを引く確率が分かるみたいなんですけど、豪運という言葉で片づけていいのか分からないくらい、この男は大当たりばかり引くんです。
大当たりを引けば、ボーナスとして音楽が流れている4分11秒間無限に呪力が溢れて、無敵状態に突入するし、呪力が回復するから連続で領域展開が可能とのこと。
めっちゃ強い。
強すぎるが故に、肉体を一瞬で再生させる呪力って何?
異能バトルに対して、元も無いことが頭に浮かびます。
個人的には、ハズレ連発からの大当たりで鹿紫雲を倒すルートを見たかったけど、それはそれで秤金次が弱く映りそうで、芥見下々先生も扱いが難しい能力を選びましたね。
結局は自分にバフをかけて、ぶん殴って倒す戦闘なので面白みに欠けるとは思ったんですけど、これがアニメになったら印象が真逆になりそうだと、同時に思いました。
乙骨たちの分かりやすく面白い能力バトルから、また説明口調で味気の無いものに逆戻り……。
極悪人だと想像していた鹿紫雲一のキャラは意外だった
100点保持者であることに加えて、ビジュアルから受ける印象で、もっと真人みたいな極悪人を想像していたら、強者と戦いたい、最終的に宿儺と戦うのを目的としている武人タイプでした。
秤金次とは、電気のような性質を持っている呪力だけで互角に戦った強者。
宿儺相手に取ってあるという、一発限りの術式がどういうものなのかは今後の展開に期待ですね。
なぜ生きているのかと衝撃を受けるパンダ先輩の戦闘描写がエグい
個人的に呪術廻戦21巻で印象的だったのはパンダ先輩と鹿紫雲の戦闘描写。
ボッコボコのボコにされて、頭部だけの状態になっても死んでないし、喋ってるし、ほんとにどうやって生きているのか見当付きません。
あれだけ飛び散って体積が減って小さくなるのは理解できるんだけど、そもそもあの状態からどうやって回復したんでしょうかね。
パンダ先輩はたしか夜蛾学長の最高傑作で、無生物という設定があったはず。
彼が人形だとするなら、血液に見えるものは何なのか。
痛覚はあるのか。
パンダ先輩は塵にならない限り死なないんか。
どういう構造なのか疑問が尽きません。
まぁ、これも考えるだけ野暮なことでしょう。
そういうことが頭に浮かぶくらいボコられている描写は衝撃的でした。
さて、次の巻ではツヨツヨな真希さんが登場するのか、とても楽しみです。
呪術廻戦22巻の発売日
- Q呪術廻戦22巻の発売日はいつですか?
- A
2023年3月3日発売予定です。